2018年

9月

21日

9月勉強会報告~大切にしたい基本的人権

2018年

8月

24日

8月の勉強会報告~リカバリーとしての背骨体操~

2018年

7月

20日

働くための準備~7月勉強会報告~

 

  7月勉強会ご報告

 

 「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様をお招きし、「働くための準備」をテーマにお話いただきました。

 平成304年より、法定雇用率が2.0%から2.2%に上がり、企業から施設側に問い合わせは増えているなど障がい者雇用の現状は変わりつつあります。

 継続して働いている方は、体調を壊しても、そのことを支援者や会社の方と相談をし、「ちょうど良い」働き方を見つけていったそうです。一方、指示がうまく聞けずに自分のやり方で仕事をし、職場の方からの指導をいじめられたと捉え退職したケースや、「ちょうど良い」仕事を「もっとやれるはず」と思い、周囲に相談もできずに無理して継続して退職したケースが紹介されました。

「仕事」はそれ自体が目的ではなく、生活を豊かにするための手段です。誰かと比較するのではなく、自分自身に「ちょうど良い」仕事をこつこつとできたら、いいですね。

2018年

6月

23日

6月勉強会報告「精神科の薬物療法について」

2018年

5月

11日

5月勉強会報告~認知行動療法その3

2018年

4月

12日

4月の勉強会報告~認知行動療法その2

2018年

3月

22日

3月勉強会報告~認知行動療法その1

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2018年

3月

07日

「イイコトサガシ」を始めよう

2018年

1月

19日

対話のチカラ

2017年

12月

17日

対話からのリカバリー

 

2月勉強会の報告

 

 今月の勉強会は、「対話からのリカバリー」をテーマに デイケアスタッフが担当しました。

 

 精神科治療の中で、自分の思いや体験を伝えることはとても大切なことですが、なんとも言えない不安や焦りなどから、それをなかなか言葉にできない現実があります。まず勉強会では、言葉の機能としての「話す」「語り」「言い放し、聞き放し」の意味を確認しながら、「対話」とは何かを考えていきました。

 

「対話」とは、これまで言葉にできなかった思いや体験を、その人自身の言葉で話し、違った考えとすり合わせをすることです。そのほとんどは結果が出ないものですが、それを受け入れながら(不確実性への耐性)、「対話」により、この場所にいていいんだという安心感を得たり、人として対等な関係を感じたり、自分自身を見つめたりでき、自己決定していく力を取り戻すことにつながっていきます。そして、「リカバリー(回復)」とは、以前の状態に戻ることではなく、自分らしさを取り戻し、やりたいことを見つけて努力を続けていくことです。

 

どんな状況であっても、「だれもが人生の主人公」です。「なりたい自分」を見つけるために、身近な人との「対話」を通して新たな一歩を踏み出してみませんか?

 

2017年

11月

24日

11月勉強会報告「メタボ予防と対策」

2017年

10月

12日

SNSを安全に使うために~10月勉強会報告

2017年

9月

15日

暮らしの中で使える制度~9月勉強会報告

2017年

8月

23日

~健康に役立つ乳酸菌の利用~

2017年

7月

11日

自立ってなんだろう?~7月勉強会報告

 

7月勉強会のご報告

 

今月の勉強会は、『自立ってなんだろう?~地域で生活していくために~』をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

『自立』というと、他のものに頼らず、何でも自分でやることと思いがちですが、自分に出来ること、出来ないことを理解し、時には誰かに助けてもらいながら、頼れる人や場所をたくさん持って自分が無理なく生活を送っていけることだ、と学びました。

 

自立には、大きく分けて三つの要素があります。一つめは日常生活での自立、二つめは周りの人と対話ができる社会的な自立、三つめは経済的な自立です。

 

また自立には、『なりたい自分』をイメージすることが必要です。そのために、まず自分の感情、気持ちに気づくことが大切で、当デイケアで実施しているプログラムと関連があることを改めて確認できました。 

 

最後に勉強会では、当事者、家族、医療者のそれぞれの立場で自立について意見交換しました。当事者からは「働くことが自立と思っていたが、いろいろな形の自立があるとわかった」、家族からは「1人の人間としてお互いを尊重しながら成長し合っていくことかな」といった感想が寄せられました。

 

『なりたい自分』には、いろいろ多様な選択肢があります。これを機に、『なりたい自分』を見つめなおしてみませんか?

 

2017年

6月

13日

今から始める大人の食育~6月勉強会報告

 

「今から始める大人の食育」をテーマに、小山市健康増進課の管理栄養士さんからお話をうかがいました。「自分の食事の傾向が分かり、バランスの良い食事について考える」が、今回の勉強会の目的です。

 

 まずは、クイズ形式で小山市民の傾向について、「他の人と比べて食べるのが早い」、「同じ年の同性と比べて歩くのがおそい」、「お酒を毎日、かつ2合以上飲む」ということが紹介されました。続けて、昨日食べた食事について、それぞれが食べ物一覧表でチェック。さらに実寸大の食事の料理カードで自分の一回分の食事を目の前に並べ、実際に体にはどのような栄養が必要なのか、自分の食事に何が多くて、何が不足しているのかを具体的に見直すことができました。

 

メロンパンと、それに使われている砂糖の量の模型などが目の前に出され、参加者からは砂糖の量の多さに驚きの声も。「野菜や鉄分が不足しがちだった」、「たんぱく質やビタミンが足りていない」、「早く食べてしまうのが良くないのがわかった」など感想が寄せられました。

 

これを機に食べ物一覧表などを利用しながら、改めて自身の食生活を見直し、よりバランスのよい食事をこころがけていきましょう。

 

2017年

5月

19日

「ひとり暮らしの準備」5月勉強会報告

2017年

4月

18日

「働くための準備」4月の勉強会報告

 

4月 勉強会の報告

 

「働くための準備」をテーマに、ソーシャルファーム小山の津野田施設長にお話いただきました。

 

働くための準備には、以下の三点があげられます。

 

一つめは、「自分を知る」こと。なによりも病状や症状、困った時などの対処方法を知っておく。また働くには思った以上に体力が必要と指摘され、そのための体力をつけること。「どのような仕事(作業)が合っているのか」については、自己評価だけではなく、客観的な評価も大切であることを学びました。

 

二つめは、「相手を知る」こと。つまり働くにあたって何が求められるか。企業にとって、まずは安心して仕事が任せられるか、そのうえで必要な業務ができるかどうかが問われます。ただ、自分の状況をしっかり伝えて、無理のない範囲で働くことも大切です。

 

三つめは、「手段を知る」こと。障害者の就労を支える公的機関や福祉サービスが紹介されました。大いに活用したいところです。

 

就労支援する立場から、事例も踏まえて、それぞれ具体的なケースをあげて説明されました。なかでも自分に合った仕事は意外に幅広く考えられること、症状や対処方法を支援者や企業に発信することが就労を継続するポイントだと感じました。

 

障害者にとって働く環境は良くなってきています。チャンスは広がっています。まずは「働くための準備」から始めてみませんか。

 

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2017年

3月

17日

「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」3月の勉強会報告

 

月の勉強会は、「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

まず認知行動療法は、誰にでも必要ということです。また日常生活にいっぱいあるストレスにうまく付き合い、上手にセルフケア(自分助け)したり、なりたい自分になるためにも有効な方法であることが示されました。

 

基本モデルは、ストレスに対する反応を「認知」「気分・感情」「身体反応」「行動」の4つから捉えます。

 

このうち、落ち込んだ気分や感情、腹痛、手の震えなどの身体反応をコントロールすることは困難ですが、「今日はついてないなあ」といった頭に浮かぶ考え(認知)と、行動は自分で変えていけるものだと学びました。

 

具体的には、今の自分を感じるために、ありのままを受け止め、受け入れ流すことが大切だと分かりました。そのためには、「もう一人の自分」をイメージし、自分に起きていること、感情、行動を客観視することです。さらに、それが出来るようになるためには、体験や練習が大切で、何度も継続して、身につけていくことが必要です。

 

勉強会後半では、「今」の自分を感じてみる練習として、参加者全員にチョコレートが配られ、自分が感じた事、「今」の気持ちをそれぞれ発表しました。同じものを受け取って食べても、様々な感じ方があることを身をもって体験することができたのではないでしょうか。

 

まずは「今」の自分を感じ、その体験をありのままに受け取るところから始めてみませんか。

 

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2017年

2月

23日

アンガーマネジメントはじめの一歩を学ぶ~2月勉強会

 

今月は、「イライラと上手に付き合う アンガーマネジメント はじめの一歩」をテーマに、アンガーマネジメント協会の斎藤美華先生をお招きして開催しました。

 

まず「怒り」は、だれにでも自然にある感情であり、自分の「べき」(価値観)と「目の前の現実」に「ギャップ」があるときに発生する感情だと学びました。また、「怒り」の根底には、「悔しい」、「不安」、「できない」など様々な感情(第一次感情)がたまって、あふれた結果の第二次感情があるということが理解できました。

 

勉強会では、自分の「怒り」がどういうタイプか自己診断のワーキングをしました。そのうえで、即効性のあるイライラ対処法として、「怒りのピークのときに6秒待つ」、「視点をずらすために深呼吸すること」などが有効であることが分かりました。逆に、飲酒、物にあたる、愚痴は持続性のある怒りにつながるので問題解決にはならず、長期的には、たまった感情があふれる前に感情を抜く方法(話す、軽い運動など)が大切だと強調されました。

 

アンガーマネジメントは、「売り言葉に、買い言葉」、「キレる」など短絡的、反射的に怒ることを防ぎます。怒りの感情を適切に表現できることを最終的な目標にしていますが、その第一歩は、自分の感情に素直に向き合うこと、対処行動を試してみることです。

 

それを継続することで、自分なりに怒りに対処でき、結果的に怒りの強度を小さくできるかもしれません。みなさんも一緒にやってみませんか。

 

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2017年

1月

20日

気持ちの伝え方」で勉強会

 

今回は、アサーション担当スタッフによる「自分の気持ちの伝え方」の勉強会が開かれました。

 

スタッフによる寸劇で、「うるさい」「どいて」と怒りを相手にぶつけるような言い方は、相手を傷つける、つまり“YOUメッセージ”。

 

これを、「大きな声だとドキドキするので、もう少し声のトーンを下げてください」「後ろを通りますので、スペースを空けていただけませんか」と話し方を変えると、どんな気持ちになりますか?と問いかけがありました。

 

「自分がどう感じたか」が重要で、それを「私は~」という表現“Iメッセージ”に置き換えてみると、相手も自分も心地よいことが分かりました。

 

続けて、日常生活でよくある場面を題材にグループワークをしました。グループで話し合う中、「一番最初の気持ちが出なかった」「言葉の伝え方で印象が違う」「日頃、youメッセージで物事を言っている自分に気がついた」「グループワークが意外に楽しかった」「人の意見がいろいろ聞けて良かった」と感想が出されました。

 

今回は、「伝える」にはどういう方法が良いかを考えましたが、「伝えない」という選択もあるということが、改めて分かりました。また、感情的にYOUメッセージで伝えてしまっても、再度、Iメッセージで伝えたら関係を取り戻すこともできることを学びました。

 

アサーションは、自分も相手も大切にする自己主張です。勉強会での学びが皆さんの日常生活で生かされたら幸いです。

 

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2016年

12月

17日

「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい」12月勉強会報告

 

今月の勉強会は、「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい~」をテーマに、当クリニック看護師の蓬田が担当しました。

 

自分を育てるためには、土台作り(ど=どこでも、だ=だれでも、い=いつでもできる)がとても重要です。病気や症状、薬について学ぶとともに、土台を耕すためにも、人と話をして他の意見を聞く、自分の考え方の癖を知るといったことが大切です。

 

改めてリハビリテーションの意味について、「一人で考えると頭がパンクしてしまうけれど、デイケアに来てみんなと話をすることで違う考え方を取り入れたりして頭の中が整理される」といった意見が出されました。

 

勉強会では、発達障害をもったピアニスト、野田あすかさんの「手紙~小さいころの私へ~」という曲が紹介されました。なかでも「あなたはあなたのままでいいんだよ」という歌詞が胸に響きました。

 

最後に、今年1年を振り返って参加者から話をしていただきました。「自分の居場所を持てた。自分を大切にしていいと思えるようになった」、「自分にも家族にも甘くなれたことで、生きることが楽になった」など、それぞれの1年の歩みを聴くことができました。

 

自分らしく生きる道は、「みんなちがってみんないい」ですね。さて、みなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。

 

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2016年

11月

14日

「精神疾患と生活予防」11月の勉強会報告

 

 今月は、「精神疾患と生活予防」をテーマに参加型の勉強会を当クリニック院長の尾﨑が担当しました。

 

これまで数回にわたって精神疾患について勉強会を実施してきましたが、「どの症状も自分に当てはまりそう」といった心配の声が出されていました。そうした声を踏まえての総論的な解説と多くの質疑で、発達障害、統合失調症、うつ病、認知症、てんかんについて改めて深く学ぶ機会となりました。なかでも発達障害は、先天的、生まれつきの病気であり、親の育て方といった問題ではないこと、一方で統合失調症やうつ病は、後天的で脳の神経伝達物質の異常があると指摘されました。

 

「病気は治るのか?」という質問に対しては、治るか治らないかの2元論ではなく、自分にとって「治る」とはどういうことか、薬を飲みながらでも病気とどう付き合うかが重要ではないかと、逆に問いかけられました。

 

病気の再発予防については、薬をあきらめずに内服することに加え、不調を振り返り、ストレスをためない生活を自分で考えていくこと、急な変化に気をつけることが大事と話されました。また、予防の基本として前回の勉強会であげられた「睡眠、食事、運動」とあわせて、親や周りのせいにせず、環境を自分で選んで変えていく、自分の課題を外在化していく、しっかりと自分を知ることが重要と強調されました。

人の話を聴いたり、自分の話をしたりしながら、ときには少し離れたところで自分と自分の病気について見つめてみませんか。

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2016年

10月

18日

10月勉強会報告「認知症と生活予防」

 

今月は、「認知症と生活予防」をテーマに当クリニック院長 尾﨑が担当しました。参加者から意見や感想を引き出しながら、ホワイトボードをフルに活用して進める参加型の勉強会で、スタッフによる寸劇もあり、認知症について大いに理解を深めることができました。

 

まず認知症の「症状」について問いかけがあり、身近な例などから、抑うつ、不安、怒りっぽいなどの「感情の障害」、名前・日付を忘れる、食事を摂ったのか忘れてしまうなど「記憶の障害(中核症状)」、出来ていたことが出来なくなる、暴力、幻視、盗みなどの「行動の障害」があげられました。これらを踏まえて、単なる物忘れとの違いが明確にされ、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4タイプが説明されました。

 

それでは、認知症のケアにとって何が大切でしょうか。「ユマニチュード(人間らしさを大切にする)」という「技法」が紹介され、スタッフによる寸劇で、その特徴である「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」の4点が示されました。また認知症に対する薬物療法の有効性などについて質問があり、ともに考えました。

 

認知症の予防については、日ごろからの規則正しい生活、人との会話、笑うことに加えて、定期的に運動することが出されました。それらが、認知症の発症を予防し、また進行を緩やかにするうえで大切です。私たちの生活にも取り入れていきたいですね。

 

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2016年

9月

21日

「困りごとを相談できる人がいますか」9月勉強会報告

 

今月は、「一人暮らしを支える制度~親なき後についても考えてみよう~」をテーマに、精神保健福祉士の稲垣が担当しました。

 

一人暮らしを考えた時に、当事者や家族の不安となるのは、お金のやりくりや体調管理、食事、寂しさや孤独感との向き合い方、家や財産の管理などです。そこで、勉強会では、①お金のこと(生活保護・生活困窮者自立支援制度)②成年後見制度③日常生活自立支援事業④相談できる場所―の4つをとりあげました。

 

ただ、実際の制度の利用方法などについては、各個人の状況によって異なります。このため、そのつど誰かに相談していくことが望ましいとされ、「困りごとを相談できる人がいますか」と参加者に呼びかけました。

 

勉強会では、参加者からの発言や経験談を交えながら、どこで誰に相談したら、それぞれが抱えている困りごとが、どんなふうに解決するか具体例をあげてわかりやすく説明がありました。

 

「健康で文化的な最低限度の生活」を実践していくために、どうすればいいのか。なによりも自分の困りごとについて声を出して相談すること、できればいろいろな人とつながっていることが大切だと改めて感じました。

 

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2016年

7月

21日

楽しい時間が流れたオーボエ・コンサート

 

今回は、国内外のオーケストラで演奏されているプロのオーボエ奏者 吉村結実さんによる『オーボエ・コンサート』が開かれました。オーボエを聴くのは初めてという方が多くいましたが、クラシック音楽、J-POPのヒット曲、朝ドラのテーマ曲など、耳なじみのある曲が演奏される中で、吉村さんとの語らいもあり、楽しい時間が流れていきました。

 

オーボエは、「リード」と呼ばれる葦(あし)の木で作る薄い板で音を出す難しい楽器です。「リード」は、とても繊細なので、ほんの少し削り方が変わるだけで、音色が違ってくるのだそうです。

 

吉村さんが良い演奏をするために、1番苦労していること。それは、このリード作りをして本番に備えることでした。また、オーケストラでは代わりがいないので、食事と睡眠を十分にとる。こうした基本的な生活をきちんと行っていると、緊張を本番での「力」に変えていけることも知りました。

 

基本的な生活の土台のうえに、日々のトレーニングがあり、やりたいことができるようになるという流れは、私たちのリハビリと重なりますね。

 

会場からは、吉村さんの演奏に魅せられて、多くのリクエストや質問がありました。最後に、オーボエの演奏で「涙そうそう」を合唱。「心が落ち着いた」、「感動した」、「生演奏を聴いて夢が叶った」との感想が寄せられました。

 

オーボエで音楽を表現する吉村さん。「リード」を自分の子供のように大切に作り続け、体中から奏でられる深い音色は、吉村さんの「ことだま」を感じさせるような、有意義なひとときでした。

 

また、いつか聴いてみたいですね!

 

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2016年

6月

22日

「うつ病って何だろう」6月の勉強会報告

 「うつ病って何だろう?」をテーマに、当クリニック看護師 高田が担当しました。

 

うつ病は、日本人の100人に8人と言われるほど、だれもがなりうる病気です。神経伝達物質がうまく伝達できないため、脳内の活動が不活発になってしまい、①頑張りたくても頑張れない状態になり、②やる気が出なくなって行動が低下し、③自分はダメだという認知になるといった悪循環が、うつ病の悪化につながると指摘されました。

 

 うつの「急性期」には、まずは十分な休息と確実な服薬を、「継続期」には、生活リズムを取り戻す、無理なく活動を増やすこと。また「維持期」は、認知行動療法などで思考パターンを見直すことが大切です。

 

ただ、うつは再発しやすい病気です。治療にあたっては、それぞれの段階に応じて主治医と相談しながら、服薬やデイケアへの参加などリハビリを進めていくことが強調されました。

 

 デイケアのメンバーさんからは、「梅雨の天気で体調も悪くなるけど、デイケアに参加するために外出して生活リズムを整えている」など、それぞれの体験も話していただきました。

 

 うつ病を理解し、自分の状態を知り、今できることを見つめる大切さを考える機会になりました。

 

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2016年

5月

19日

「統合失調症って何だろう」5月の勉強会報告

 

「統合失調症って何だろう」をテーマに、蓬田看護師が担当しました。

 

最初に強調されたのは、「統合失調症」が、心理的な要因や生育環境から生じる病気ではなく、ほぼ100人に1人が発病する、脳の一部の機能異常によっておこる脳の病気だということでした。

 

そのうえで、1年以内では約50%、4年間では約80%が再発するという調査もあり、再発率が高いことが明らかにされました。

 

ただ、精神療法、服薬すること、リハビリ、人との関わりによっても再発率が大きく違ってきます。再発を繰り返すと、脳機能が低下してくため、きちんとした治療とリハビリを行い、再発を防ぐことが大切です。自分の病気の特性を理解し体調管理すること、自己対処を身につけることが、病気の回復につながります。

 

最後に、「主体性」から、「したい性」へという話がありました。病気の症状が回復してくると、できることも増えてきます。映画を観たいなど「~したい」という希望が、元気にしてくれます。本人も家族もそれぞれの「したい性」を持ち、当たり前の生活を送ることが大切ですね。

 

今回の勉強会では、病気について悩んでいることを話したり、また同じ経験を持つ方や家族の話も聞いたりできる貴重な機会にもなりました。

 

当クリニックでは家族会を実施していますので、ぜひ気軽にご参加ください。

 

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2016年

4月

21日

「発達障害」をテーマに高田医師が講師

 

今月の勉強会は、「発達障害」をテーマに、高田医師が担当しました。

 

「発達障害」とは、生まれ持った発達上の個性(特性)があることで、日常生活に困難をきたしている状態のことです。

 

ひとことで「発達障害」と言っても、「自閉症」、「アスペルガー」、「ADHD(注意欠如・多動症)」、「学習障害」などがあります。

 

脳の発達に問題はなくても、物事へのこだわりが強い、感情をコントロールすることが困難、人の感情を読み取ることが苦手、冗談が通じない、物事に集中できない、同じミスを繰り返してしまう、特定なものへの執着や決まった行動など、その症状は重いものから軽いものまで様々です。

 

周囲の対応によっては、うつや不眠・興奮・こだわりなどの症状の悪循環を招くこともあります。しかし、適正な対応やかかわり、環境があれば、個人の特性が生かされ、希望を持って生活することもできます。

 

勉強会を通して、自分自身が生きやすくなるために自分の特性を理解すること、周りにそのことを伝えていくこと、見守る周りの人の対応で状況を改善していけることが分かりました。

 

このほか、勉強会では治療としての薬、相談機関の利用、当事者への合理的配慮や障害者雇用促進法・差別解消法も紹介され、さまざまな視点から物事を考える機会が得られました。

 

 

 

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2016年

3月

21日

3月勉強会報告「作業所って」

   「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様にお招きし、「作業所ってどんなところ?」をテーマにお話いただきました。

 

障がい者雇用率の未達成企業が多くあり、企業は障がい者雇用に動き出しています。ところが、障がい者雇用につながっていないのが現状で、津野田さんから冒頭に「それはなぜか」という疑問が投げかけられました。

 

 企業側は、「安全」、「安定」、「安心」した人材を求めています。その一方で障がい者は、「自分に合う仕事が分からない」、「人間関係に自信がない」、「体調を崩さないかといった不安」があり、そうしたところに就労に結びつかない理由がありそうです。

 

では、就労に向けて今できることは何か。できるだけ体調の波を緩やかにしていくこと、体力作りをしていくことが重要と強調されました。

 

就労のつなぎ役として、支援者がいます。実際にデイケアのメンバーでソーシャルファームに通所し、就労につながった実例も紹介されました。

 

就労に向けて、継続的にデイケアに通い、生活リズムを整え、自分を知ることの大切さを改めて考えさせられました。

 

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2016年

2月

20日

2月の勉強会「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして

 

 今月は、「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして、『依存からのリカバリー』についてお話をうかがいました。

 

岩井さん自身の薬物依存症だった経験を踏まえながら、いかに依存症からの「回復」に向けて取り組んでいるのか、ダルク(DARC)の活動を中心に生々しく語られました。

 

 共同生活を通して自分の役割を持つ、自分のことを正直に話し「仲間」と共に自分を見つめなおす、自立の在り方は人それぞれでも出来ることを見つけて自立をしていくこと。リカバリーにとって、これらのことがとても大切なことだと理解できました。
 また、依存症の当事者と家族には、「共依存」の関係が多く見られると指摘され、その克服に向けた取り組みの重要性を改めて強く認識させられました。

 

私たちもまた、与えられた環境の中で自分の出来ることを見つけ、自分のことを正直に話し、役割を持って自立していけるよう、リカバリーに取り組んでいきたいですね。

 

デイケアでは、「我ら回復の途上にて」、「漂流の果てに」、「薬物依存を超えて~回復と再生のプログラム」など、ダルク関連の本を希望者に貸し出しできるようにしています。 詳しくはスタッフまで。

 

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2016年

1月

22日

1月勉強会「上手なお金の使い方」の報告

 

 今月の勉強会は、「上手なお金の使い方」をテーマに当クリニック精神保健福祉士の小曽根が担当しました。

 

お 金の使い方では、①収支バランスを身につける(収入に合わせた支出をする)、②選択する力を養う(お金=手段である)、③自分の価値観に気づく(お金はその人の価値観を表す)という3つのポイントが出されました。そのうえで、実生活でよくある場面を想定して参加者にご意見をうかがいしました。

 

 「限られた生活費内での欲しいものの買い物」では、買う人、買わない人に分かれました。「食費が確保できそうなら買う」、「急な出費があると不安なので予算以上のものは買わない」など、それぞれの価値観が出ました。どちらを選択するにしても、収入のなかでやりくりしていくことが大切です。

 

また「クレジットカード」では、現金を持ち歩かなくていい、ネット決済が簡単などのメリットがある反面、破産する可能性がある、いくら使ったか分からなくなるといったデメリットの指摘もありました。メリット、デメリットの双方を踏まえて選択する力が必要になっていきます。

 

 お金は、生活を自由にも不自由にもします。生活の手段としてのお金をうまく使いこなしていきたいですね。

 

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2015年

11月

20日

11月勉強会報告[リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~

リカバリーは、病いからの回復という意味だけでなく、病いを持ちながらも希望をもって自分の人生を生きることです。今月は「リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~」のテーマで、当クリニックの精神保健福祉士、稲垣が担当しました。

 リカバリーに向けて必要なもの、医療・仲間・居場所・お金・生活の安定について制度利用に必要な手続きの流れなどの話がありました。とくに居場所については、デイケアや福祉的就労、地域活動支援センター、職場、自宅などあり、自分自身にあった、安心できる場所を選択していくことが大切と強調されました。また、それぞれの制度を実際に利用しているメンバーから具体的な話もあり、理解を深めることができました。

参加者からは、「今の自分を受け入れられるようになったことで、制度の利用が考えられるようになった」「年金を受けられたことで自分らしい生活ができるようになった」「デイケアから一歩踏み出して動き出しているメンバーに感動!」といった声が聞かれました。

今の自分をふり返り、自分にとってのリカバリーはどういうことなのか。また、そのためにどんな制度を活用できるか。それぞれのリカバリーについて考えてみる絶好の機会になったのではないでしょうか。


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2015年

10月

23日

10月勉強会「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」

今回は「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」というテーマで、当クリニック院長の尾﨑医師が講師を務めました。

 勉強会では、年代ごとのゴッホの名画を鑑賞しながら、感じたことなどを参加者が自由に語り合いました。

 ゴッホは、子供時代から人との関わりでトラブルが多かったようですが、自画像や、尊敬する人・支えてくれる人を描きながら、画家としての人生を歩みました。画家たちとの共同体を作ろうと「夢」を持って活動したりする一方で、入院の体験もあります。

その時々で表現方法が変化している作品を通して、そうしたゴッホの心の動きを十分に感じることができました。

ゴッホから私たちは何を学べるでしょうか? どんな時も、自分の心を絵に表現し、人とつながり、自分の人生を生きようとした姿勢に「リカバリー」を学びました。

 表現方法は人によって様々です。あなたも、ディケアプログラムの創作活動、SST、アサーションなどを通して、自分の心を表現していきませんか。


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2015年

9月

19日

9月勉強会報告「認知行動療法としてのアサーション」

  今月は、「認知行動療法としてのアサーション」をテーマに当クリニック看護師 高田が担当しました。

 アサーションとは、「スムーズに人との関係を作るために、自分も相手も大切にした自己表現」です。

勉強会では、自分が気になるテーマに分かれてもらい、普段、デイケアで行われているアサーションのプログラムを体験していただきました。

 初めて体験した方は、自分のことを話すのに緊張した様子が見られましたが、自分の気持ちを話したり、他の方の意見に共感したり、自分とは異なる意見を聞いているうちに表情が柔らかくなっていくのを感じました。

 参加された方からは、「考え方を変えてみると物事が良くも悪くも見えることに気が付いた」といった意見をいただきました。

 当クリニックがデイケアのアサーションで目指していることは、自分の言葉で話すこと、相手の話を聴くこと、自分のものの見方や考え方のくせに気付くこと、さらに生きづらさを仲間とともに変えていくことにあります。

興味のある方は、是非ご参加ください。


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2015年

7月

19日

リカバリーのコツ

今月の勉強会は、「リカバリーのコツ」というテーマで、当クリニックの看護師、蓬田が担当しました。

自分の人生の主人公は自分自身です。リカバリーのコツがつかめてくると勇気がでてきます。それは自分だけでは得ることはできません。周りの人との関係の中で築き上げられていくものです。

参加者の方から具体例を話していただきました。「職場で仕事をやらされていると思うと嫌だが、自分でやるんだと思うとうれしい」、「今まで『病気が』を理由に行動していたが『自分が』どうしたいかを考えるようにした」など、とらえ方を変えるとポジティブになれる体験談が次々と話されました。

自分の課題と向き合い、自分の見方や認知のくせを見つける方法は、人と人との間で育まれるものです。

みんなで自分に合ったリカバリーを見つけましょう!


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2015年

6月

12日

わかっちゃいるけどやめられない~依存症って

「わかっちゃいるけどやめられない~依存症って何だろう」をテーマに、当クリニック看護師 蓬田が担当しました。  勉強会は「スーダラ節」から始まりました。歌詞にもあるように、アルコール等の物質依存、ギャンブル等の行為依存、異性関係といった対人関係依存に分けられます。 依存症は「快」の体験から始まり、「快」をもたらすために行動を繰り返します。さらに「快」から「不快」な体験にもかかわらず、コントロールできなくなります。そして、依存対象は次から次へと変わることもあるそうです。その依存のこころは、さみしさの代償といわれています。さみしさや不安をまぎらわすために依存しやすく、同時に見捨てられ不安が強いために何かにしがみつきやすいそうです。 また、否認の病といわれており、本人がそれを認めることができたら、回復の第一歩になります。自分の弱いところを語り、自己肯定感を高め、「ありのままの自分」を認めてあげることが大切です。 参加者から「依存症は自分と無関係と思っていたが、身近にあると感じた」と感想をいただきました。いつ自分がなるかもしれない依存症について学ぶことで、改めて日常の生活を振り返ることができました。

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2015年

5月

17日

デイケア メンバー、リカバリーストーリーを語る

今回は、小山メンタルクリニック デイケアに通っている3人のメンバーに、それぞれの「リカバリーストーリー」を語っていただきました。

育った環境、感じ方や考え方の癖、病気の症状、生活スタイルは3人それぞれですが、「病識をもつこと」で、病気と向き合えるようになり、デイケアでのリハビリにつながりました。そのうえで、自分の生活スタイルに合わせて、デイケアのプログラムを使われていました。運動のプログラムに参加して、身体の状態を変えることで気分をコントロールしたり、「SST」や「アサーション」に参加して自分や他人の「気持ち」や「考え方の癖」を知ったり、それを続けることで自分の問題を切り離して、客観視する力がついていったようです。

参加者からは、「自分も身近なところで実践したい」、「自分のことを第三者のように語れてすごい」との感想がありました。また発表者の3人は、発表を通して「自分を振り返ることを聞いてもらえて楽しかった」、「やってきたことが再確認できた」、「自分の新たな課題が見つかった」と話していました。

皆さんも、自身のリカバリー=“病気や障害があっても、自分の希望や目標に向かって挑戦すること・有意義な時間を過ごすこと”について、改めて考えてみませんか。

 


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2015年

4月

19日

4月の勉強会報告「お薬との上手なおつきあい」

4月の勉強会は、「お薬との上手なおつきあい」について、小山メンタルクリニック 薬剤師 大石がお話しました。お薬というのは、私たちのもつ「自然治癒力」だけでは緩和できない、病気の辛い症状を和らげます。効きめがあり、安全で、品質が認められたものです。ただ、使い方や飲み方を間違うと、効きめが大きく変わったり、タバコや飲酒の影響が大きいことが分かりました。自分のお薬の性質を理解して、効きめが得られるように、上手に使っていきたいものです。もし、お薬が効いているか分からないときは、飲んだ時の変化や自分の状態を言葉にしていくと良いです。(SSTやアサーションでもやっています ^^) 

また、つい飲み忘れて、お薬が残っていませんか? ぜひ主治医に見せて、お薬の評価をしてみましょう。 「お薬の影響で太るのがこわい」という質問では、むしろ普段の食事の質と量、適度な運動、生活リズムの調整(睡眠の改善)で対応していくことが大事とわかりました。薬を使っていての不安や疑問は、遠慮なく主治医へ相談して下さい。

お薬を飲む患者さんが「主人公」です! 薬を続けるためには、積極的に治療に参加し、主治医としっかり情報のやりとりをして、納得してお薬を飲むことが「回復」につながります。

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2015年

3月

17日

「障害者が働くって?」15年3月の勉強会

「障害者が働くって?」という題で当クリニックの精神保健福祉士の稲垣が講師を務めました。就労支援事業の説明や利用の流れ、障害者雇用率の改正、ハローワークにおける就労支援、就労に向けて必要な事、企業採用者本人に確認することの例など、当事者の体験談交えてながらの内容でした。

障害者手帳をもっていることを伝えて働く(オープン)と、持っていることを隠して働く(クローズ)のメリット・デメリットの話がありました。オープンでの就労体験者の話では、「配慮してもらえる😊、我慢しないで働ける😊、できない前提で見られてしまう😢、昇給が少ない😢、などがあるが、給料が少ないことに関しては障害年金を申請することで「障害年金+給料=収入」と考えることにより、働くことへのプレッシャーが薄らいだ」と話されていました。

「どのように働くかは自分自身で決めること。就労に向けて必要な事は、自分を理解し、状況を伝えることができ、焦りすぎないこと、職に就くことが目的ではなく働き続けることを目標にする」など、生活していくことにも通じる内容でした。

今回の勉強会には50人以上の方の参加があり、「働く」ことへの関心の高さを感じます。就労することがすべてではありません。自分自身の目標に向かって自分を理解することから始めてみませんか・・・(*^^)v

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2015年

2月

16日

2月の勉強会が開かれました。テーマは「良い睡眠って何?」

今月の勉強会は「良い睡眠って何?」のテーマで、当クリニックの看護師、高田が担当しました。

 勉強会では、睡眠時間には個人差があることや、人はどうして眠るのか、睡眠の役割は何か、質の良い睡眠はどういう状態のことなのかといった基本的な知識から、睡眠の質を悪くする生活習慣や睡眠トラブルの原因と対策についても考える機会となりました。

 とくに睡眠の質を悪くする生活習慣については、コンビニの照明や携帯の画面、カフェイン飲料、たばこ、アルコールなども含まれており、生活の中で思い当たることも多かったのではないでしょうか。また、睡眠に関わる生体リズムを整えていくためには、起床後から4時間以内に太陽を浴びること(メラトニンリズム)なども再確認しました。

 最後に、参加者同士のグループワークもあり、改めて「良い睡眠」の大切さを学ぶ、よい機会になったと思います。

 自分の心と身体に向き合いながら、自分のペースにあった睡眠が得られるように、今の自分ができることから、楽しみながら「良い睡眠」が見つけられるように挑戦してみてはいかがでしょうか。

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2015年

1月

17日

1月の勉強会「ひとり暮らしのコツ」が開かれました。

今月は、「ひとり暮らしのコツ」をテーマに当クリニックの精神保健福祉士、石塚が講師を務めました。

 ひとり暮らしを始めるにあたって、参加者からは、金銭管理や賃貸住宅の保証人、病気になったときのことなど様々な不安が出されました。これに対して、すでにひとり暮らしをしているメンバーさんが実生活を踏まえて話をしてくれました。 

「母から勧められてひとり暮らしを始めたが、最初は不安もあった。しかし、今では、一人の時間を過ごすことで気楽に日常生活を送ることができている。診察や訪問看護などのつながりがあるから安心感もある」という声も出されました。金銭面では、生活費がいくらぐらいかかるのかなど生活モデルが出されたので、イメージしやすかったかと思います。

 ひとり暮らしでは、自分の時間をひとりで過ごすことが大切です。また周囲とつながりを持ち、何かあった時には助けを求めることも必要です。ひとり暮らしにあたって実際に何が求められているかを考えるきっかけになった一方、今できることを振り返る機会にもなりました。

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2018年

9月

21日

9月勉強会報告~大切にしたい基本的人権

2018年

8月

24日

8月の勉強会報告~リカバリーとしての背骨体操~

2018年

7月

20日

働くための準備~7月勉強会報告~

 

  7月勉強会ご報告

 

 「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様をお招きし、「働くための準備」をテーマにお話いただきました。

 平成304年より、法定雇用率が2.0%から2.2%に上がり、企業から施設側に問い合わせは増えているなど障がい者雇用の現状は変わりつつあります。

 継続して働いている方は、体調を壊しても、そのことを支援者や会社の方と相談をし、「ちょうど良い」働き方を見つけていったそうです。一方、指示がうまく聞けずに自分のやり方で仕事をし、職場の方からの指導をいじめられたと捉え退職したケースや、「ちょうど良い」仕事を「もっとやれるはず」と思い、周囲に相談もできずに無理して継続して退職したケースが紹介されました。

「仕事」はそれ自体が目的ではなく、生活を豊かにするための手段です。誰かと比較するのではなく、自分自身に「ちょうど良い」仕事をこつこつとできたら、いいですね。

2018年

6月

23日

6月勉強会報告「精神科の薬物療法について」

2018年

5月

11日

5月勉強会報告~認知行動療法その3

2018年

4月

12日

4月の勉強会報告~認知行動療法その2

2018年

3月

22日

3月勉強会報告~認知行動療法その1

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2018年

3月

07日

「イイコトサガシ」を始めよう

2018年

1月

19日

対話のチカラ

2017年

12月

17日

対話からのリカバリー

 

2月勉強会の報告

 

 今月の勉強会は、「対話からのリカバリー」をテーマに デイケアスタッフが担当しました。

 

 精神科治療の中で、自分の思いや体験を伝えることはとても大切なことですが、なんとも言えない不安や焦りなどから、それをなかなか言葉にできない現実があります。まず勉強会では、言葉の機能としての「話す」「語り」「言い放し、聞き放し」の意味を確認しながら、「対話」とは何かを考えていきました。

 

「対話」とは、これまで言葉にできなかった思いや体験を、その人自身の言葉で話し、違った考えとすり合わせをすることです。そのほとんどは結果が出ないものですが、それを受け入れながら(不確実性への耐性)、「対話」により、この場所にいていいんだという安心感を得たり、人として対等な関係を感じたり、自分自身を見つめたりでき、自己決定していく力を取り戻すことにつながっていきます。そして、「リカバリー(回復)」とは、以前の状態に戻ることではなく、自分らしさを取り戻し、やりたいことを見つけて努力を続けていくことです。

 

どんな状況であっても、「だれもが人生の主人公」です。「なりたい自分」を見つけるために、身近な人との「対話」を通して新たな一歩を踏み出してみませんか?

 

2017年

11月

24日

11月勉強会報告「メタボ予防と対策」

2017年

10月

12日

SNSを安全に使うために~10月勉強会報告

2017年

9月

15日

暮らしの中で使える制度~9月勉強会報告

2017年

8月

23日

~健康に役立つ乳酸菌の利用~

2017年

7月

11日

自立ってなんだろう?~7月勉強会報告

 

7月勉強会のご報告

 

今月の勉強会は、『自立ってなんだろう?~地域で生活していくために~』をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

『自立』というと、他のものに頼らず、何でも自分でやることと思いがちですが、自分に出来ること、出来ないことを理解し、時には誰かに助けてもらいながら、頼れる人や場所をたくさん持って自分が無理なく生活を送っていけることだ、と学びました。

 

自立には、大きく分けて三つの要素があります。一つめは日常生活での自立、二つめは周りの人と対話ができる社会的な自立、三つめは経済的な自立です。

 

また自立には、『なりたい自分』をイメージすることが必要です。そのために、まず自分の感情、気持ちに気づくことが大切で、当デイケアで実施しているプログラムと関連があることを改めて確認できました。 

 

最後に勉強会では、当事者、家族、医療者のそれぞれの立場で自立について意見交換しました。当事者からは「働くことが自立と思っていたが、いろいろな形の自立があるとわかった」、家族からは「1人の人間としてお互いを尊重しながら成長し合っていくことかな」といった感想が寄せられました。

 

『なりたい自分』には、いろいろ多様な選択肢があります。これを機に、『なりたい自分』を見つめなおしてみませんか?

 

2017年

6月

13日

今から始める大人の食育~6月勉強会報告

 

「今から始める大人の食育」をテーマに、小山市健康増進課の管理栄養士さんからお話をうかがいました。「自分の食事の傾向が分かり、バランスの良い食事について考える」が、今回の勉強会の目的です。

 

 まずは、クイズ形式で小山市民の傾向について、「他の人と比べて食べるのが早い」、「同じ年の同性と比べて歩くのがおそい」、「お酒を毎日、かつ2合以上飲む」ということが紹介されました。続けて、昨日食べた食事について、それぞれが食べ物一覧表でチェック。さらに実寸大の食事の料理カードで自分の一回分の食事を目の前に並べ、実際に体にはどのような栄養が必要なのか、自分の食事に何が多くて、何が不足しているのかを具体的に見直すことができました。

 

メロンパンと、それに使われている砂糖の量の模型などが目の前に出され、参加者からは砂糖の量の多さに驚きの声も。「野菜や鉄分が不足しがちだった」、「たんぱく質やビタミンが足りていない」、「早く食べてしまうのが良くないのがわかった」など感想が寄せられました。

 

これを機に食べ物一覧表などを利用しながら、改めて自身の食生活を見直し、よりバランスのよい食事をこころがけていきましょう。

 

2017年

5月

19日

「ひとり暮らしの準備」5月勉強会報告

2017年

4月

18日

「働くための準備」4月の勉強会報告

 

4月 勉強会の報告

 

「働くための準備」をテーマに、ソーシャルファーム小山の津野田施設長にお話いただきました。

 

働くための準備には、以下の三点があげられます。

 

一つめは、「自分を知る」こと。なによりも病状や症状、困った時などの対処方法を知っておく。また働くには思った以上に体力が必要と指摘され、そのための体力をつけること。「どのような仕事(作業)が合っているのか」については、自己評価だけではなく、客観的な評価も大切であることを学びました。

 

二つめは、「相手を知る」こと。つまり働くにあたって何が求められるか。企業にとって、まずは安心して仕事が任せられるか、そのうえで必要な業務ができるかどうかが問われます。ただ、自分の状況をしっかり伝えて、無理のない範囲で働くことも大切です。

 

三つめは、「手段を知る」こと。障害者の就労を支える公的機関や福祉サービスが紹介されました。大いに活用したいところです。

 

就労支援する立場から、事例も踏まえて、それぞれ具体的なケースをあげて説明されました。なかでも自分に合った仕事は意外に幅広く考えられること、症状や対処方法を支援者や企業に発信することが就労を継続するポイントだと感じました。

 

障害者にとって働く環境は良くなってきています。チャンスは広がっています。まずは「働くための準備」から始めてみませんか。

 

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2017年

3月

17日

「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」3月の勉強会報告

 

月の勉強会は、「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

まず認知行動療法は、誰にでも必要ということです。また日常生活にいっぱいあるストレスにうまく付き合い、上手にセルフケア(自分助け)したり、なりたい自分になるためにも有効な方法であることが示されました。

 

基本モデルは、ストレスに対する反応を「認知」「気分・感情」「身体反応」「行動」の4つから捉えます。

 

このうち、落ち込んだ気分や感情、腹痛、手の震えなどの身体反応をコントロールすることは困難ですが、「今日はついてないなあ」といった頭に浮かぶ考え(認知)と、行動は自分で変えていけるものだと学びました。

 

具体的には、今の自分を感じるために、ありのままを受け止め、受け入れ流すことが大切だと分かりました。そのためには、「もう一人の自分」をイメージし、自分に起きていること、感情、行動を客観視することです。さらに、それが出来るようになるためには、体験や練習が大切で、何度も継続して、身につけていくことが必要です。

 

勉強会後半では、「今」の自分を感じてみる練習として、参加者全員にチョコレートが配られ、自分が感じた事、「今」の気持ちをそれぞれ発表しました。同じものを受け取って食べても、様々な感じ方があることを身をもって体験することができたのではないでしょうか。

 

まずは「今」の自分を感じ、その体験をありのままに受け取るところから始めてみませんか。

 

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2017年

2月

23日

アンガーマネジメントはじめの一歩を学ぶ~2月勉強会

 

今月は、「イライラと上手に付き合う アンガーマネジメント はじめの一歩」をテーマに、アンガーマネジメント協会の斎藤美華先生をお招きして開催しました。

 

まず「怒り」は、だれにでも自然にある感情であり、自分の「べき」(価値観)と「目の前の現実」に「ギャップ」があるときに発生する感情だと学びました。また、「怒り」の根底には、「悔しい」、「不安」、「できない」など様々な感情(第一次感情)がたまって、あふれた結果の第二次感情があるということが理解できました。

 

勉強会では、自分の「怒り」がどういうタイプか自己診断のワーキングをしました。そのうえで、即効性のあるイライラ対処法として、「怒りのピークのときに6秒待つ」、「視点をずらすために深呼吸すること」などが有効であることが分かりました。逆に、飲酒、物にあたる、愚痴は持続性のある怒りにつながるので問題解決にはならず、長期的には、たまった感情があふれる前に感情を抜く方法(話す、軽い運動など)が大切だと強調されました。

 

アンガーマネジメントは、「売り言葉に、買い言葉」、「キレる」など短絡的、反射的に怒ることを防ぎます。怒りの感情を適切に表現できることを最終的な目標にしていますが、その第一歩は、自分の感情に素直に向き合うこと、対処行動を試してみることです。

 

それを継続することで、自分なりに怒りに対処でき、結果的に怒りの強度を小さくできるかもしれません。みなさんも一緒にやってみませんか。

 

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2017年

1月

20日

気持ちの伝え方」で勉強会

 

今回は、アサーション担当スタッフによる「自分の気持ちの伝え方」の勉強会が開かれました。

 

スタッフによる寸劇で、「うるさい」「どいて」と怒りを相手にぶつけるような言い方は、相手を傷つける、つまり“YOUメッセージ”。

 

これを、「大きな声だとドキドキするので、もう少し声のトーンを下げてください」「後ろを通りますので、スペースを空けていただけませんか」と話し方を変えると、どんな気持ちになりますか?と問いかけがありました。

 

「自分がどう感じたか」が重要で、それを「私は~」という表現“Iメッセージ”に置き換えてみると、相手も自分も心地よいことが分かりました。

 

続けて、日常生活でよくある場面を題材にグループワークをしました。グループで話し合う中、「一番最初の気持ちが出なかった」「言葉の伝え方で印象が違う」「日頃、youメッセージで物事を言っている自分に気がついた」「グループワークが意外に楽しかった」「人の意見がいろいろ聞けて良かった」と感想が出されました。

 

今回は、「伝える」にはどういう方法が良いかを考えましたが、「伝えない」という選択もあるということが、改めて分かりました。また、感情的にYOUメッセージで伝えてしまっても、再度、Iメッセージで伝えたら関係を取り戻すこともできることを学びました。

 

アサーションは、自分も相手も大切にする自己主張です。勉強会での学びが皆さんの日常生活で生かされたら幸いです。

 

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2016年

12月

17日

「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい」12月勉強会報告

 

今月の勉強会は、「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい~」をテーマに、当クリニック看護師の蓬田が担当しました。

 

自分を育てるためには、土台作り(ど=どこでも、だ=だれでも、い=いつでもできる)がとても重要です。病気や症状、薬について学ぶとともに、土台を耕すためにも、人と話をして他の意見を聞く、自分の考え方の癖を知るといったことが大切です。

 

改めてリハビリテーションの意味について、「一人で考えると頭がパンクしてしまうけれど、デイケアに来てみんなと話をすることで違う考え方を取り入れたりして頭の中が整理される」といった意見が出されました。

 

勉強会では、発達障害をもったピアニスト、野田あすかさんの「手紙~小さいころの私へ~」という曲が紹介されました。なかでも「あなたはあなたのままでいいんだよ」という歌詞が胸に響きました。

 

最後に、今年1年を振り返って参加者から話をしていただきました。「自分の居場所を持てた。自分を大切にしていいと思えるようになった」、「自分にも家族にも甘くなれたことで、生きることが楽になった」など、それぞれの1年の歩みを聴くことができました。

 

自分らしく生きる道は、「みんなちがってみんないい」ですね。さて、みなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。

 

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2016年

11月

14日

「精神疾患と生活予防」11月の勉強会報告

 

 今月は、「精神疾患と生活予防」をテーマに参加型の勉強会を当クリニック院長の尾﨑が担当しました。

 

これまで数回にわたって精神疾患について勉強会を実施してきましたが、「どの症状も自分に当てはまりそう」といった心配の声が出されていました。そうした声を踏まえての総論的な解説と多くの質疑で、発達障害、統合失調症、うつ病、認知症、てんかんについて改めて深く学ぶ機会となりました。なかでも発達障害は、先天的、生まれつきの病気であり、親の育て方といった問題ではないこと、一方で統合失調症やうつ病は、後天的で脳の神経伝達物質の異常があると指摘されました。

 

「病気は治るのか?」という質問に対しては、治るか治らないかの2元論ではなく、自分にとって「治る」とはどういうことか、薬を飲みながらでも病気とどう付き合うかが重要ではないかと、逆に問いかけられました。

 

病気の再発予防については、薬をあきらめずに内服することに加え、不調を振り返り、ストレスをためない生活を自分で考えていくこと、急な変化に気をつけることが大事と話されました。また、予防の基本として前回の勉強会であげられた「睡眠、食事、運動」とあわせて、親や周りのせいにせず、環境を自分で選んで変えていく、自分の課題を外在化していく、しっかりと自分を知ることが重要と強調されました。

人の話を聴いたり、自分の話をしたりしながら、ときには少し離れたところで自分と自分の病気について見つめてみませんか。

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2016年

10月

18日

10月勉強会報告「認知症と生活予防」

 

今月は、「認知症と生活予防」をテーマに当クリニック院長 尾﨑が担当しました。参加者から意見や感想を引き出しながら、ホワイトボードをフルに活用して進める参加型の勉強会で、スタッフによる寸劇もあり、認知症について大いに理解を深めることができました。

 

まず認知症の「症状」について問いかけがあり、身近な例などから、抑うつ、不安、怒りっぽいなどの「感情の障害」、名前・日付を忘れる、食事を摂ったのか忘れてしまうなど「記憶の障害(中核症状)」、出来ていたことが出来なくなる、暴力、幻視、盗みなどの「行動の障害」があげられました。これらを踏まえて、単なる物忘れとの違いが明確にされ、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4タイプが説明されました。

 

それでは、認知症のケアにとって何が大切でしょうか。「ユマニチュード(人間らしさを大切にする)」という「技法」が紹介され、スタッフによる寸劇で、その特徴である「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」の4点が示されました。また認知症に対する薬物療法の有効性などについて質問があり、ともに考えました。

 

認知症の予防については、日ごろからの規則正しい生活、人との会話、笑うことに加えて、定期的に運動することが出されました。それらが、認知症の発症を予防し、また進行を緩やかにするうえで大切です。私たちの生活にも取り入れていきたいですね。

 

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2016年

9月

21日

「困りごとを相談できる人がいますか」9月勉強会報告

 

今月は、「一人暮らしを支える制度~親なき後についても考えてみよう~」をテーマに、精神保健福祉士の稲垣が担当しました。

 

一人暮らしを考えた時に、当事者や家族の不安となるのは、お金のやりくりや体調管理、食事、寂しさや孤独感との向き合い方、家や財産の管理などです。そこで、勉強会では、①お金のこと(生活保護・生活困窮者自立支援制度)②成年後見制度③日常生活自立支援事業④相談できる場所―の4つをとりあげました。

 

ただ、実際の制度の利用方法などについては、各個人の状況によって異なります。このため、そのつど誰かに相談していくことが望ましいとされ、「困りごとを相談できる人がいますか」と参加者に呼びかけました。

 

勉強会では、参加者からの発言や経験談を交えながら、どこで誰に相談したら、それぞれが抱えている困りごとが、どんなふうに解決するか具体例をあげてわかりやすく説明がありました。

 

「健康で文化的な最低限度の生活」を実践していくために、どうすればいいのか。なによりも自分の困りごとについて声を出して相談すること、できればいろいろな人とつながっていることが大切だと改めて感じました。

 

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2016年

7月

21日

楽しい時間が流れたオーボエ・コンサート

 

今回は、国内外のオーケストラで演奏されているプロのオーボエ奏者 吉村結実さんによる『オーボエ・コンサート』が開かれました。オーボエを聴くのは初めてという方が多くいましたが、クラシック音楽、J-POPのヒット曲、朝ドラのテーマ曲など、耳なじみのある曲が演奏される中で、吉村さんとの語らいもあり、楽しい時間が流れていきました。

 

オーボエは、「リード」と呼ばれる葦(あし)の木で作る薄い板で音を出す難しい楽器です。「リード」は、とても繊細なので、ほんの少し削り方が変わるだけで、音色が違ってくるのだそうです。

 

吉村さんが良い演奏をするために、1番苦労していること。それは、このリード作りをして本番に備えることでした。また、オーケストラでは代わりがいないので、食事と睡眠を十分にとる。こうした基本的な生活をきちんと行っていると、緊張を本番での「力」に変えていけることも知りました。

 

基本的な生活の土台のうえに、日々のトレーニングがあり、やりたいことができるようになるという流れは、私たちのリハビリと重なりますね。

 

会場からは、吉村さんの演奏に魅せられて、多くのリクエストや質問がありました。最後に、オーボエの演奏で「涙そうそう」を合唱。「心が落ち着いた」、「感動した」、「生演奏を聴いて夢が叶った」との感想が寄せられました。

 

オーボエで音楽を表現する吉村さん。「リード」を自分の子供のように大切に作り続け、体中から奏でられる深い音色は、吉村さんの「ことだま」を感じさせるような、有意義なひとときでした。

 

また、いつか聴いてみたいですね!

 

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2016年

6月

22日

「うつ病って何だろう」6月の勉強会報告

 「うつ病って何だろう?」をテーマに、当クリニック看護師 高田が担当しました。

 

うつ病は、日本人の100人に8人と言われるほど、だれもがなりうる病気です。神経伝達物質がうまく伝達できないため、脳内の活動が不活発になってしまい、①頑張りたくても頑張れない状態になり、②やる気が出なくなって行動が低下し、③自分はダメだという認知になるといった悪循環が、うつ病の悪化につながると指摘されました。

 

 うつの「急性期」には、まずは十分な休息と確実な服薬を、「継続期」には、生活リズムを取り戻す、無理なく活動を増やすこと。また「維持期」は、認知行動療法などで思考パターンを見直すことが大切です。

 

ただ、うつは再発しやすい病気です。治療にあたっては、それぞれの段階に応じて主治医と相談しながら、服薬やデイケアへの参加などリハビリを進めていくことが強調されました。

 

 デイケアのメンバーさんからは、「梅雨の天気で体調も悪くなるけど、デイケアに参加するために外出して生活リズムを整えている」など、それぞれの体験も話していただきました。

 

 うつ病を理解し、自分の状態を知り、今できることを見つめる大切さを考える機会になりました。

 

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2016年

5月

19日

「統合失調症って何だろう」5月の勉強会報告

 

「統合失調症って何だろう」をテーマに、蓬田看護師が担当しました。

 

最初に強調されたのは、「統合失調症」が、心理的な要因や生育環境から生じる病気ではなく、ほぼ100人に1人が発病する、脳の一部の機能異常によっておこる脳の病気だということでした。

 

そのうえで、1年以内では約50%、4年間では約80%が再発するという調査もあり、再発率が高いことが明らかにされました。

 

ただ、精神療法、服薬すること、リハビリ、人との関わりによっても再発率が大きく違ってきます。再発を繰り返すと、脳機能が低下してくため、きちんとした治療とリハビリを行い、再発を防ぐことが大切です。自分の病気の特性を理解し体調管理すること、自己対処を身につけることが、病気の回復につながります。

 

最後に、「主体性」から、「したい性」へという話がありました。病気の症状が回復してくると、できることも増えてきます。映画を観たいなど「~したい」という希望が、元気にしてくれます。本人も家族もそれぞれの「したい性」を持ち、当たり前の生活を送ることが大切ですね。

 

今回の勉強会では、病気について悩んでいることを話したり、また同じ経験を持つ方や家族の話も聞いたりできる貴重な機会にもなりました。

 

当クリニックでは家族会を実施していますので、ぜひ気軽にご参加ください。

 

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2016年

4月

21日

「発達障害」をテーマに高田医師が講師

 

今月の勉強会は、「発達障害」をテーマに、高田医師が担当しました。

 

「発達障害」とは、生まれ持った発達上の個性(特性)があることで、日常生活に困難をきたしている状態のことです。

 

ひとことで「発達障害」と言っても、「自閉症」、「アスペルガー」、「ADHD(注意欠如・多動症)」、「学習障害」などがあります。

 

脳の発達に問題はなくても、物事へのこだわりが強い、感情をコントロールすることが困難、人の感情を読み取ることが苦手、冗談が通じない、物事に集中できない、同じミスを繰り返してしまう、特定なものへの執着や決まった行動など、その症状は重いものから軽いものまで様々です。

 

周囲の対応によっては、うつや不眠・興奮・こだわりなどの症状の悪循環を招くこともあります。しかし、適正な対応やかかわり、環境があれば、個人の特性が生かされ、希望を持って生活することもできます。

 

勉強会を通して、自分自身が生きやすくなるために自分の特性を理解すること、周りにそのことを伝えていくこと、見守る周りの人の対応で状況を改善していけることが分かりました。

 

このほか、勉強会では治療としての薬、相談機関の利用、当事者への合理的配慮や障害者雇用促進法・差別解消法も紹介され、さまざまな視点から物事を考える機会が得られました。

 

 

 

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2016年

3月

21日

3月勉強会報告「作業所って」

   「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様にお招きし、「作業所ってどんなところ?」をテーマにお話いただきました。

 

障がい者雇用率の未達成企業が多くあり、企業は障がい者雇用に動き出しています。ところが、障がい者雇用につながっていないのが現状で、津野田さんから冒頭に「それはなぜか」という疑問が投げかけられました。

 

 企業側は、「安全」、「安定」、「安心」した人材を求めています。その一方で障がい者は、「自分に合う仕事が分からない」、「人間関係に自信がない」、「体調を崩さないかといった不安」があり、そうしたところに就労に結びつかない理由がありそうです。

 

では、就労に向けて今できることは何か。できるだけ体調の波を緩やかにしていくこと、体力作りをしていくことが重要と強調されました。

 

就労のつなぎ役として、支援者がいます。実際にデイケアのメンバーでソーシャルファームに通所し、就労につながった実例も紹介されました。

 

就労に向けて、継続的にデイケアに通い、生活リズムを整え、自分を知ることの大切さを改めて考えさせられました。

 

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2016年

2月

20日

2月の勉強会「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして

 

 今月は、「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして、『依存からのリカバリー』についてお話をうかがいました。

 

岩井さん自身の薬物依存症だった経験を踏まえながら、いかに依存症からの「回復」に向けて取り組んでいるのか、ダルク(DARC)の活動を中心に生々しく語られました。

 

 共同生活を通して自分の役割を持つ、自分のことを正直に話し「仲間」と共に自分を見つめなおす、自立の在り方は人それぞれでも出来ることを見つけて自立をしていくこと。リカバリーにとって、これらのことがとても大切なことだと理解できました。
 また、依存症の当事者と家族には、「共依存」の関係が多く見られると指摘され、その克服に向けた取り組みの重要性を改めて強く認識させられました。

 

私たちもまた、与えられた環境の中で自分の出来ることを見つけ、自分のことを正直に話し、役割を持って自立していけるよう、リカバリーに取り組んでいきたいですね。

 

デイケアでは、「我ら回復の途上にて」、「漂流の果てに」、「薬物依存を超えて~回復と再生のプログラム」など、ダルク関連の本を希望者に貸し出しできるようにしています。 詳しくはスタッフまで。

 

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2016年

1月

22日

1月勉強会「上手なお金の使い方」の報告

 

 今月の勉強会は、「上手なお金の使い方」をテーマに当クリニック精神保健福祉士の小曽根が担当しました。

 

お 金の使い方では、①収支バランスを身につける(収入に合わせた支出をする)、②選択する力を養う(お金=手段である)、③自分の価値観に気づく(お金はその人の価値観を表す)という3つのポイントが出されました。そのうえで、実生活でよくある場面を想定して参加者にご意見をうかがいしました。

 

 「限られた生活費内での欲しいものの買い物」では、買う人、買わない人に分かれました。「食費が確保できそうなら買う」、「急な出費があると不安なので予算以上のものは買わない」など、それぞれの価値観が出ました。どちらを選択するにしても、収入のなかでやりくりしていくことが大切です。

 

また「クレジットカード」では、現金を持ち歩かなくていい、ネット決済が簡単などのメリットがある反面、破産する可能性がある、いくら使ったか分からなくなるといったデメリットの指摘もありました。メリット、デメリットの双方を踏まえて選択する力が必要になっていきます。

 

 お金は、生活を自由にも不自由にもします。生活の手段としてのお金をうまく使いこなしていきたいですね。

 

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2015年

11月

20日

11月勉強会報告[リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~

リカバリーは、病いからの回復という意味だけでなく、病いを持ちながらも希望をもって自分の人生を生きることです。今月は「リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~」のテーマで、当クリニックの精神保健福祉士、稲垣が担当しました。

 リカバリーに向けて必要なもの、医療・仲間・居場所・お金・生活の安定について制度利用に必要な手続きの流れなどの話がありました。とくに居場所については、デイケアや福祉的就労、地域活動支援センター、職場、自宅などあり、自分自身にあった、安心できる場所を選択していくことが大切と強調されました。また、それぞれの制度を実際に利用しているメンバーから具体的な話もあり、理解を深めることができました。

参加者からは、「今の自分を受け入れられるようになったことで、制度の利用が考えられるようになった」「年金を受けられたことで自分らしい生活ができるようになった」「デイケアから一歩踏み出して動き出しているメンバーに感動!」といった声が聞かれました。

今の自分をふり返り、自分にとってのリカバリーはどういうことなのか。また、そのためにどんな制度を活用できるか。それぞれのリカバリーについて考えてみる絶好の機会になったのではないでしょうか。


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2015年

10月

23日

10月勉強会「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」

今回は「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」というテーマで、当クリニック院長の尾﨑医師が講師を務めました。

 勉強会では、年代ごとのゴッホの名画を鑑賞しながら、感じたことなどを参加者が自由に語り合いました。

 ゴッホは、子供時代から人との関わりでトラブルが多かったようですが、自画像や、尊敬する人・支えてくれる人を描きながら、画家としての人生を歩みました。画家たちとの共同体を作ろうと「夢」を持って活動したりする一方で、入院の体験もあります。

その時々で表現方法が変化している作品を通して、そうしたゴッホの心の動きを十分に感じることができました。

ゴッホから私たちは何を学べるでしょうか? どんな時も、自分の心を絵に表現し、人とつながり、自分の人生を生きようとした姿勢に「リカバリー」を学びました。

 表現方法は人によって様々です。あなたも、ディケアプログラムの創作活動、SST、アサーションなどを通して、自分の心を表現していきませんか。


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2015年

9月

19日

9月勉強会報告「認知行動療法としてのアサーション」

  今月は、「認知行動療法としてのアサーション」をテーマに当クリニック看護師 高田が担当しました。

 アサーションとは、「スムーズに人との関係を作るために、自分も相手も大切にした自己表現」です。

勉強会では、自分が気になるテーマに分かれてもらい、普段、デイケアで行われているアサーションのプログラムを体験していただきました。

 初めて体験した方は、自分のことを話すのに緊張した様子が見られましたが、自分の気持ちを話したり、他の方の意見に共感したり、自分とは異なる意見を聞いているうちに表情が柔らかくなっていくのを感じました。

 参加された方からは、「考え方を変えてみると物事が良くも悪くも見えることに気が付いた」といった意見をいただきました。

 当クリニックがデイケアのアサーションで目指していることは、自分の言葉で話すこと、相手の話を聴くこと、自分のものの見方や考え方のくせに気付くこと、さらに生きづらさを仲間とともに変えていくことにあります。

興味のある方は、是非ご参加ください。


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2015年

7月

19日

リカバリーのコツ

今月の勉強会は、「リカバリーのコツ」というテーマで、当クリニックの看護師、蓬田が担当しました。

自分の人生の主人公は自分自身です。リカバリーのコツがつかめてくると勇気がでてきます。それは自分だけでは得ることはできません。周りの人との関係の中で築き上げられていくものです。

参加者の方から具体例を話していただきました。「職場で仕事をやらされていると思うと嫌だが、自分でやるんだと思うとうれしい」、「今まで『病気が』を理由に行動していたが『自分が』どうしたいかを考えるようにした」など、とらえ方を変えるとポジティブになれる体験談が次々と話されました。

自分の課題と向き合い、自分の見方や認知のくせを見つける方法は、人と人との間で育まれるものです。

みんなで自分に合ったリカバリーを見つけましょう!


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2015年

6月

12日

わかっちゃいるけどやめられない~依存症って

「わかっちゃいるけどやめられない~依存症って何だろう」をテーマに、当クリニック看護師 蓬田が担当しました。  勉強会は「スーダラ節」から始まりました。歌詞にもあるように、アルコール等の物質依存、ギャンブル等の行為依存、異性関係といった対人関係依存に分けられます。 依存症は「快」の体験から始まり、「快」をもたらすために行動を繰り返します。さらに「快」から「不快」な体験にもかかわらず、コントロールできなくなります。そして、依存対象は次から次へと変わることもあるそうです。その依存のこころは、さみしさの代償といわれています。さみしさや不安をまぎらわすために依存しやすく、同時に見捨てられ不安が強いために何かにしがみつきやすいそうです。 また、否認の病といわれており、本人がそれを認めることができたら、回復の第一歩になります。自分の弱いところを語り、自己肯定感を高め、「ありのままの自分」を認めてあげることが大切です。 参加者から「依存症は自分と無関係と思っていたが、身近にあると感じた」と感想をいただきました。いつ自分がなるかもしれない依存症について学ぶことで、改めて日常の生活を振り返ることができました。

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2015年

5月

17日

デイケア メンバー、リカバリーストーリーを語る

今回は、小山メンタルクリニック デイケアに通っている3人のメンバーに、それぞれの「リカバリーストーリー」を語っていただきました。

育った環境、感じ方や考え方の癖、病気の症状、生活スタイルは3人それぞれですが、「病識をもつこと」で、病気と向き合えるようになり、デイケアでのリハビリにつながりました。そのうえで、自分の生活スタイルに合わせて、デイケアのプログラムを使われていました。運動のプログラムに参加して、身体の状態を変えることで気分をコントロールしたり、「SST」や「アサーション」に参加して自分や他人の「気持ち」や「考え方の癖」を知ったり、それを続けることで自分の問題を切り離して、客観視する力がついていったようです。

参加者からは、「自分も身近なところで実践したい」、「自分のことを第三者のように語れてすごい」との感想がありました。また発表者の3人は、発表を通して「自分を振り返ることを聞いてもらえて楽しかった」、「やってきたことが再確認できた」、「自分の新たな課題が見つかった」と話していました。

皆さんも、自身のリカバリー=“病気や障害があっても、自分の希望や目標に向かって挑戦すること・有意義な時間を過ごすこと”について、改めて考えてみませんか。

 


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2015年

4月

19日

4月の勉強会報告「お薬との上手なおつきあい」

4月の勉強会は、「お薬との上手なおつきあい」について、小山メンタルクリニック 薬剤師 大石がお話しました。お薬というのは、私たちのもつ「自然治癒力」だけでは緩和できない、病気の辛い症状を和らげます。効きめがあり、安全で、品質が認められたものです。ただ、使い方や飲み方を間違うと、効きめが大きく変わったり、タバコや飲酒の影響が大きいことが分かりました。自分のお薬の性質を理解して、効きめが得られるように、上手に使っていきたいものです。もし、お薬が効いているか分からないときは、飲んだ時の変化や自分の状態を言葉にしていくと良いです。(SSTやアサーションでもやっています ^^) 

また、つい飲み忘れて、お薬が残っていませんか? ぜひ主治医に見せて、お薬の評価をしてみましょう。 「お薬の影響で太るのがこわい」という質問では、むしろ普段の食事の質と量、適度な運動、生活リズムの調整(睡眠の改善)で対応していくことが大事とわかりました。薬を使っていての不安や疑問は、遠慮なく主治医へ相談して下さい。

お薬を飲む患者さんが「主人公」です! 薬を続けるためには、積極的に治療に参加し、主治医としっかり情報のやりとりをして、納得してお薬を飲むことが「回復」につながります。

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2015年

3月

17日

「障害者が働くって?」15年3月の勉強会

「障害者が働くって?」という題で当クリニックの精神保健福祉士の稲垣が講師を務めました。就労支援事業の説明や利用の流れ、障害者雇用率の改正、ハローワークにおける就労支援、就労に向けて必要な事、企業採用者本人に確認することの例など、当事者の体験談交えてながらの内容でした。

障害者手帳をもっていることを伝えて働く(オープン)と、持っていることを隠して働く(クローズ)のメリット・デメリットの話がありました。オープンでの就労体験者の話では、「配慮してもらえる😊、我慢しないで働ける😊、できない前提で見られてしまう😢、昇給が少ない😢、などがあるが、給料が少ないことに関しては障害年金を申請することで「障害年金+給料=収入」と考えることにより、働くことへのプレッシャーが薄らいだ」と話されていました。

「どのように働くかは自分自身で決めること。就労に向けて必要な事は、自分を理解し、状況を伝えることができ、焦りすぎないこと、職に就くことが目的ではなく働き続けることを目標にする」など、生活していくことにも通じる内容でした。

今回の勉強会には50人以上の方の参加があり、「働く」ことへの関心の高さを感じます。就労することがすべてではありません。自分自身の目標に向かって自分を理解することから始めてみませんか・・・(*^^)v

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2015年

2月

16日

2月の勉強会が開かれました。テーマは「良い睡眠って何?」

今月の勉強会は「良い睡眠って何?」のテーマで、当クリニックの看護師、高田が担当しました。

 勉強会では、睡眠時間には個人差があることや、人はどうして眠るのか、睡眠の役割は何か、質の良い睡眠はどういう状態のことなのかといった基本的な知識から、睡眠の質を悪くする生活習慣や睡眠トラブルの原因と対策についても考える機会となりました。

 とくに睡眠の質を悪くする生活習慣については、コンビニの照明や携帯の画面、カフェイン飲料、たばこ、アルコールなども含まれており、生活の中で思い当たることも多かったのではないでしょうか。また、睡眠に関わる生体リズムを整えていくためには、起床後から4時間以内に太陽を浴びること(メラトニンリズム)なども再確認しました。

 最後に、参加者同士のグループワークもあり、改めて「良い睡眠」の大切さを学ぶ、よい機会になったと思います。

 自分の心と身体に向き合いながら、自分のペースにあった睡眠が得られるように、今の自分ができることから、楽しみながら「良い睡眠」が見つけられるように挑戦してみてはいかがでしょうか。

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2015年

1月

17日

1月の勉強会「ひとり暮らしのコツ」が開かれました。

今月は、「ひとり暮らしのコツ」をテーマに当クリニックの精神保健福祉士、石塚が講師を務めました。

 ひとり暮らしを始めるにあたって、参加者からは、金銭管理や賃貸住宅の保証人、病気になったときのことなど様々な不安が出されました。これに対して、すでにひとり暮らしをしているメンバーさんが実生活を踏まえて話をしてくれました。 

「母から勧められてひとり暮らしを始めたが、最初は不安もあった。しかし、今では、一人の時間を過ごすことで気楽に日常生活を送ることができている。診察や訪問看護などのつながりがあるから安心感もある」という声も出されました。金銭面では、生活費がいくらぐらいかかるのかなど生活モデルが出されたので、イメージしやすかったかと思います。

 ひとり暮らしでは、自分の時間をひとりで過ごすことが大切です。また周囲とつながりを持ち、何かあった時には助けを求めることも必要です。ひとり暮らしにあたって実際に何が求められているかを考えるきっかけになった一方、今できることを振り返る機会にもなりました。

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2018年

9月

21日

9月勉強会報告~大切にしたい基本的人権

2018年

8月

24日

8月の勉強会報告~リカバリーとしての背骨体操~

2018年

7月

20日

働くための準備~7月勉強会報告~

 

  7月勉強会ご報告

 

 「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様をお招きし、「働くための準備」をテーマにお話いただきました。

 平成304年より、法定雇用率が2.0%から2.2%に上がり、企業から施設側に問い合わせは増えているなど障がい者雇用の現状は変わりつつあります。

 継続して働いている方は、体調を壊しても、そのことを支援者や会社の方と相談をし、「ちょうど良い」働き方を見つけていったそうです。一方、指示がうまく聞けずに自分のやり方で仕事をし、職場の方からの指導をいじめられたと捉え退職したケースや、「ちょうど良い」仕事を「もっとやれるはず」と思い、周囲に相談もできずに無理して継続して退職したケースが紹介されました。

「仕事」はそれ自体が目的ではなく、生活を豊かにするための手段です。誰かと比較するのではなく、自分自身に「ちょうど良い」仕事をこつこつとできたら、いいですね。

2018年

6月

23日

6月勉強会報告「精神科の薬物療法について」

2018年

5月

11日

5月勉強会報告~認知行動療法その3

2018年

4月

12日

4月の勉強会報告~認知行動療法その2

2018年

3月

22日

3月勉強会報告~認知行動療法その1

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2018年

3月

07日

「イイコトサガシ」を始めよう

2018年

1月

19日

対話のチカラ

2017年

12月

17日

対話からのリカバリー

 

2月勉強会の報告

 

 今月の勉強会は、「対話からのリカバリー」をテーマに デイケアスタッフが担当しました。

 

 精神科治療の中で、自分の思いや体験を伝えることはとても大切なことですが、なんとも言えない不安や焦りなどから、それをなかなか言葉にできない現実があります。まず勉強会では、言葉の機能としての「話す」「語り」「言い放し、聞き放し」の意味を確認しながら、「対話」とは何かを考えていきました。

 

「対話」とは、これまで言葉にできなかった思いや体験を、その人自身の言葉で話し、違った考えとすり合わせをすることです。そのほとんどは結果が出ないものですが、それを受け入れながら(不確実性への耐性)、「対話」により、この場所にいていいんだという安心感を得たり、人として対等な関係を感じたり、自分自身を見つめたりでき、自己決定していく力を取り戻すことにつながっていきます。そして、「リカバリー(回復)」とは、以前の状態に戻ることではなく、自分らしさを取り戻し、やりたいことを見つけて努力を続けていくことです。

 

どんな状況であっても、「だれもが人生の主人公」です。「なりたい自分」を見つけるために、身近な人との「対話」を通して新たな一歩を踏み出してみませんか?

 

2017年

11月

24日

11月勉強会報告「メタボ予防と対策」

2017年

10月

12日

SNSを安全に使うために~10月勉強会報告

2017年

9月

15日

暮らしの中で使える制度~9月勉強会報告

2017年

8月

23日

~健康に役立つ乳酸菌の利用~

2017年

7月

11日

自立ってなんだろう?~7月勉強会報告

 

7月勉強会のご報告

 

今月の勉強会は、『自立ってなんだろう?~地域で生活していくために~』をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

『自立』というと、他のものに頼らず、何でも自分でやることと思いがちですが、自分に出来ること、出来ないことを理解し、時には誰かに助けてもらいながら、頼れる人や場所をたくさん持って自分が無理なく生活を送っていけることだ、と学びました。

 

自立には、大きく分けて三つの要素があります。一つめは日常生活での自立、二つめは周りの人と対話ができる社会的な自立、三つめは経済的な自立です。

 

また自立には、『なりたい自分』をイメージすることが必要です。そのために、まず自分の感情、気持ちに気づくことが大切で、当デイケアで実施しているプログラムと関連があることを改めて確認できました。 

 

最後に勉強会では、当事者、家族、医療者のそれぞれの立場で自立について意見交換しました。当事者からは「働くことが自立と思っていたが、いろいろな形の自立があるとわかった」、家族からは「1人の人間としてお互いを尊重しながら成長し合っていくことかな」といった感想が寄せられました。

 

『なりたい自分』には、いろいろ多様な選択肢があります。これを機に、『なりたい自分』を見つめなおしてみませんか?

 

2017年

6月

13日

今から始める大人の食育~6月勉強会報告

 

「今から始める大人の食育」をテーマに、小山市健康増進課の管理栄養士さんからお話をうかがいました。「自分の食事の傾向が分かり、バランスの良い食事について考える」が、今回の勉強会の目的です。

 

 まずは、クイズ形式で小山市民の傾向について、「他の人と比べて食べるのが早い」、「同じ年の同性と比べて歩くのがおそい」、「お酒を毎日、かつ2合以上飲む」ということが紹介されました。続けて、昨日食べた食事について、それぞれが食べ物一覧表でチェック。さらに実寸大の食事の料理カードで自分の一回分の食事を目の前に並べ、実際に体にはどのような栄養が必要なのか、自分の食事に何が多くて、何が不足しているのかを具体的に見直すことができました。

 

メロンパンと、それに使われている砂糖の量の模型などが目の前に出され、参加者からは砂糖の量の多さに驚きの声も。「野菜や鉄分が不足しがちだった」、「たんぱく質やビタミンが足りていない」、「早く食べてしまうのが良くないのがわかった」など感想が寄せられました。

 

これを機に食べ物一覧表などを利用しながら、改めて自身の食生活を見直し、よりバランスのよい食事をこころがけていきましょう。

 

2017年

5月

19日

「ひとり暮らしの準備」5月勉強会報告

2017年

4月

18日

「働くための準備」4月の勉強会報告

 

4月 勉強会の報告

 

「働くための準備」をテーマに、ソーシャルファーム小山の津野田施設長にお話いただきました。

 

働くための準備には、以下の三点があげられます。

 

一つめは、「自分を知る」こと。なによりも病状や症状、困った時などの対処方法を知っておく。また働くには思った以上に体力が必要と指摘され、そのための体力をつけること。「どのような仕事(作業)が合っているのか」については、自己評価だけではなく、客観的な評価も大切であることを学びました。

 

二つめは、「相手を知る」こと。つまり働くにあたって何が求められるか。企業にとって、まずは安心して仕事が任せられるか、そのうえで必要な業務ができるかどうかが問われます。ただ、自分の状況をしっかり伝えて、無理のない範囲で働くことも大切です。

 

三つめは、「手段を知る」こと。障害者の就労を支える公的機関や福祉サービスが紹介されました。大いに活用したいところです。

 

就労支援する立場から、事例も踏まえて、それぞれ具体的なケースをあげて説明されました。なかでも自分に合った仕事は意外に幅広く考えられること、症状や対処方法を支援者や企業に発信することが就労を継続するポイントだと感じました。

 

障害者にとって働く環境は良くなってきています。チャンスは広がっています。まずは「働くための準備」から始めてみませんか。

 

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2017年

3月

17日

「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」3月の勉強会報告

 

月の勉強会は、「認知行動療法の基礎~『今』の自分を感じるために~」をテーマに、 デイケアスタッフが担当しました。

 

まず認知行動療法は、誰にでも必要ということです。また日常生活にいっぱいあるストレスにうまく付き合い、上手にセルフケア(自分助け)したり、なりたい自分になるためにも有効な方法であることが示されました。

 

基本モデルは、ストレスに対する反応を「認知」「気分・感情」「身体反応」「行動」の4つから捉えます。

 

このうち、落ち込んだ気分や感情、腹痛、手の震えなどの身体反応をコントロールすることは困難ですが、「今日はついてないなあ」といった頭に浮かぶ考え(認知)と、行動は自分で変えていけるものだと学びました。

 

具体的には、今の自分を感じるために、ありのままを受け止め、受け入れ流すことが大切だと分かりました。そのためには、「もう一人の自分」をイメージし、自分に起きていること、感情、行動を客観視することです。さらに、それが出来るようになるためには、体験や練習が大切で、何度も継続して、身につけていくことが必要です。

 

勉強会後半では、「今」の自分を感じてみる練習として、参加者全員にチョコレートが配られ、自分が感じた事、「今」の気持ちをそれぞれ発表しました。同じものを受け取って食べても、様々な感じ方があることを身をもって体験することができたのではないでしょうか。

 

まずは「今」の自分を感じ、その体験をありのままに受け取るところから始めてみませんか。

 

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2017年

2月

23日

アンガーマネジメントはじめの一歩を学ぶ~2月勉強会

 

今月は、「イライラと上手に付き合う アンガーマネジメント はじめの一歩」をテーマに、アンガーマネジメント協会の斎藤美華先生をお招きして開催しました。

 

まず「怒り」は、だれにでも自然にある感情であり、自分の「べき」(価値観)と「目の前の現実」に「ギャップ」があるときに発生する感情だと学びました。また、「怒り」の根底には、「悔しい」、「不安」、「できない」など様々な感情(第一次感情)がたまって、あふれた結果の第二次感情があるということが理解できました。

 

勉強会では、自分の「怒り」がどういうタイプか自己診断のワーキングをしました。そのうえで、即効性のあるイライラ対処法として、「怒りのピークのときに6秒待つ」、「視点をずらすために深呼吸すること」などが有効であることが分かりました。逆に、飲酒、物にあたる、愚痴は持続性のある怒りにつながるので問題解決にはならず、長期的には、たまった感情があふれる前に感情を抜く方法(話す、軽い運動など)が大切だと強調されました。

 

アンガーマネジメントは、「売り言葉に、買い言葉」、「キレる」など短絡的、反射的に怒ることを防ぎます。怒りの感情を適切に表現できることを最終的な目標にしていますが、その第一歩は、自分の感情に素直に向き合うこと、対処行動を試してみることです。

 

それを継続することで、自分なりに怒りに対処でき、結果的に怒りの強度を小さくできるかもしれません。みなさんも一緒にやってみませんか。

 

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2017年

1月

20日

気持ちの伝え方」で勉強会

 

今回は、アサーション担当スタッフによる「自分の気持ちの伝え方」の勉強会が開かれました。

 

スタッフによる寸劇で、「うるさい」「どいて」と怒りを相手にぶつけるような言い方は、相手を傷つける、つまり“YOUメッセージ”。

 

これを、「大きな声だとドキドキするので、もう少し声のトーンを下げてください」「後ろを通りますので、スペースを空けていただけませんか」と話し方を変えると、どんな気持ちになりますか?と問いかけがありました。

 

「自分がどう感じたか」が重要で、それを「私は~」という表現“Iメッセージ”に置き換えてみると、相手も自分も心地よいことが分かりました。

 

続けて、日常生活でよくある場面を題材にグループワークをしました。グループで話し合う中、「一番最初の気持ちが出なかった」「言葉の伝え方で印象が違う」「日頃、youメッセージで物事を言っている自分に気がついた」「グループワークが意外に楽しかった」「人の意見がいろいろ聞けて良かった」と感想が出されました。

 

今回は、「伝える」にはどういう方法が良いかを考えましたが、「伝えない」という選択もあるということが、改めて分かりました。また、感情的にYOUメッセージで伝えてしまっても、再度、Iメッセージで伝えたら関係を取り戻すこともできることを学びました。

 

アサーションは、自分も相手も大切にする自己主張です。勉強会での学びが皆さんの日常生活で生かされたら幸いです。

 

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2016年

12月

17日

「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい」12月勉強会報告

 

今月の勉強会は、「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい~」をテーマに、当クリニック看護師の蓬田が担当しました。

 

自分を育てるためには、土台作り(ど=どこでも、だ=だれでも、い=いつでもできる)がとても重要です。病気や症状、薬について学ぶとともに、土台を耕すためにも、人と話をして他の意見を聞く、自分の考え方の癖を知るといったことが大切です。

 

改めてリハビリテーションの意味について、「一人で考えると頭がパンクしてしまうけれど、デイケアに来てみんなと話をすることで違う考え方を取り入れたりして頭の中が整理される」といった意見が出されました。

 

勉強会では、発達障害をもったピアニスト、野田あすかさんの「手紙~小さいころの私へ~」という曲が紹介されました。なかでも「あなたはあなたのままでいいんだよ」という歌詞が胸に響きました。

 

最後に、今年1年を振り返って参加者から話をしていただきました。「自分の居場所を持てた。自分を大切にしていいと思えるようになった」、「自分にも家族にも甘くなれたことで、生きることが楽になった」など、それぞれの1年の歩みを聴くことができました。

 

自分らしく生きる道は、「みんなちがってみんないい」ですね。さて、みなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。

 

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2016年

11月

14日

「精神疾患と生活予防」11月の勉強会報告

 

 今月は、「精神疾患と生活予防」をテーマに参加型の勉強会を当クリニック院長の尾﨑が担当しました。

 

これまで数回にわたって精神疾患について勉強会を実施してきましたが、「どの症状も自分に当てはまりそう」といった心配の声が出されていました。そうした声を踏まえての総論的な解説と多くの質疑で、発達障害、統合失調症、うつ病、認知症、てんかんについて改めて深く学ぶ機会となりました。なかでも発達障害は、先天的、生まれつきの病気であり、親の育て方といった問題ではないこと、一方で統合失調症やうつ病は、後天的で脳の神経伝達物質の異常があると指摘されました。

 

「病気は治るのか?」という質問に対しては、治るか治らないかの2元論ではなく、自分にとって「治る」とはどういうことか、薬を飲みながらでも病気とどう付き合うかが重要ではないかと、逆に問いかけられました。

 

病気の再発予防については、薬をあきらめずに内服することに加え、不調を振り返り、ストレスをためない生活を自分で考えていくこと、急な変化に気をつけることが大事と話されました。また、予防の基本として前回の勉強会であげられた「睡眠、食事、運動」とあわせて、親や周りのせいにせず、環境を自分で選んで変えていく、自分の課題を外在化していく、しっかりと自分を知ることが重要と強調されました。

人の話を聴いたり、自分の話をしたりしながら、ときには少し離れたところで自分と自分の病気について見つめてみませんか。

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2016年

10月

18日

10月勉強会報告「認知症と生活予防」

 

今月は、「認知症と生活予防」をテーマに当クリニック院長 尾﨑が担当しました。参加者から意見や感想を引き出しながら、ホワイトボードをフルに活用して進める参加型の勉強会で、スタッフによる寸劇もあり、認知症について大いに理解を深めることができました。

 

まず認知症の「症状」について問いかけがあり、身近な例などから、抑うつ、不安、怒りっぽいなどの「感情の障害」、名前・日付を忘れる、食事を摂ったのか忘れてしまうなど「記憶の障害(中核症状)」、出来ていたことが出来なくなる、暴力、幻視、盗みなどの「行動の障害」があげられました。これらを踏まえて、単なる物忘れとの違いが明確にされ、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の4タイプが説明されました。

 

それでは、認知症のケアにとって何が大切でしょうか。「ユマニチュード(人間らしさを大切にする)」という「技法」が紹介され、スタッフによる寸劇で、その特徴である「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」の4点が示されました。また認知症に対する薬物療法の有効性などについて質問があり、ともに考えました。

 

認知症の予防については、日ごろからの規則正しい生活、人との会話、笑うことに加えて、定期的に運動することが出されました。それらが、認知症の発症を予防し、また進行を緩やかにするうえで大切です。私たちの生活にも取り入れていきたいですね。

 

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2016年

9月

21日

「困りごとを相談できる人がいますか」9月勉強会報告

 

今月は、「一人暮らしを支える制度~親なき後についても考えてみよう~」をテーマに、精神保健福祉士の稲垣が担当しました。

 

一人暮らしを考えた時に、当事者や家族の不安となるのは、お金のやりくりや体調管理、食事、寂しさや孤独感との向き合い方、家や財産の管理などです。そこで、勉強会では、①お金のこと(生活保護・生活困窮者自立支援制度)②成年後見制度③日常生活自立支援事業④相談できる場所―の4つをとりあげました。

 

ただ、実際の制度の利用方法などについては、各個人の状況によって異なります。このため、そのつど誰かに相談していくことが望ましいとされ、「困りごとを相談できる人がいますか」と参加者に呼びかけました。

 

勉強会では、参加者からの発言や経験談を交えながら、どこで誰に相談したら、それぞれが抱えている困りごとが、どんなふうに解決するか具体例をあげてわかりやすく説明がありました。

 

「健康で文化的な最低限度の生活」を実践していくために、どうすればいいのか。なによりも自分の困りごとについて声を出して相談すること、できればいろいろな人とつながっていることが大切だと改めて感じました。

 

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2016年

7月

21日

楽しい時間が流れたオーボエ・コンサート

 

今回は、国内外のオーケストラで演奏されているプロのオーボエ奏者 吉村結実さんによる『オーボエ・コンサート』が開かれました。オーボエを聴くのは初めてという方が多くいましたが、クラシック音楽、J-POPのヒット曲、朝ドラのテーマ曲など、耳なじみのある曲が演奏される中で、吉村さんとの語らいもあり、楽しい時間が流れていきました。

 

オーボエは、「リード」と呼ばれる葦(あし)の木で作る薄い板で音を出す難しい楽器です。「リード」は、とても繊細なので、ほんの少し削り方が変わるだけで、音色が違ってくるのだそうです。

 

吉村さんが良い演奏をするために、1番苦労していること。それは、このリード作りをして本番に備えることでした。また、オーケストラでは代わりがいないので、食事と睡眠を十分にとる。こうした基本的な生活をきちんと行っていると、緊張を本番での「力」に変えていけることも知りました。

 

基本的な生活の土台のうえに、日々のトレーニングがあり、やりたいことができるようになるという流れは、私たちのリハビリと重なりますね。

 

会場からは、吉村さんの演奏に魅せられて、多くのリクエストや質問がありました。最後に、オーボエの演奏で「涙そうそう」を合唱。「心が落ち着いた」、「感動した」、「生演奏を聴いて夢が叶った」との感想が寄せられました。

 

オーボエで音楽を表現する吉村さん。「リード」を自分の子供のように大切に作り続け、体中から奏でられる深い音色は、吉村さんの「ことだま」を感じさせるような、有意義なひとときでした。

 

また、いつか聴いてみたいですね!

 

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2016年

6月

22日

「うつ病って何だろう」6月の勉強会報告

 「うつ病って何だろう?」をテーマに、当クリニック看護師 高田が担当しました。

 

うつ病は、日本人の100人に8人と言われるほど、だれもがなりうる病気です。神経伝達物質がうまく伝達できないため、脳内の活動が不活発になってしまい、①頑張りたくても頑張れない状態になり、②やる気が出なくなって行動が低下し、③自分はダメだという認知になるといった悪循環が、うつ病の悪化につながると指摘されました。

 

 うつの「急性期」には、まずは十分な休息と確実な服薬を、「継続期」には、生活リズムを取り戻す、無理なく活動を増やすこと。また「維持期」は、認知行動療法などで思考パターンを見直すことが大切です。

 

ただ、うつは再発しやすい病気です。治療にあたっては、それぞれの段階に応じて主治医と相談しながら、服薬やデイケアへの参加などリハビリを進めていくことが強調されました。

 

 デイケアのメンバーさんからは、「梅雨の天気で体調も悪くなるけど、デイケアに参加するために外出して生活リズムを整えている」など、それぞれの体験も話していただきました。

 

 うつ病を理解し、自分の状態を知り、今できることを見つめる大切さを考える機会になりました。

 

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2016年

5月

19日

「統合失調症って何だろう」5月の勉強会報告

 

「統合失調症って何だろう」をテーマに、蓬田看護師が担当しました。

 

最初に強調されたのは、「統合失調症」が、心理的な要因や生育環境から生じる病気ではなく、ほぼ100人に1人が発病する、脳の一部の機能異常によっておこる脳の病気だということでした。

 

そのうえで、1年以内では約50%、4年間では約80%が再発するという調査もあり、再発率が高いことが明らかにされました。

 

ただ、精神療法、服薬すること、リハビリ、人との関わりによっても再発率が大きく違ってきます。再発を繰り返すと、脳機能が低下してくため、きちんとした治療とリハビリを行い、再発を防ぐことが大切です。自分の病気の特性を理解し体調管理すること、自己対処を身につけることが、病気の回復につながります。

 

最後に、「主体性」から、「したい性」へという話がありました。病気の症状が回復してくると、できることも増えてきます。映画を観たいなど「~したい」という希望が、元気にしてくれます。本人も家族もそれぞれの「したい性」を持ち、当たり前の生活を送ることが大切ですね。

 

今回の勉強会では、病気について悩んでいることを話したり、また同じ経験を持つ方や家族の話も聞いたりできる貴重な機会にもなりました。

 

当クリニックでは家族会を実施していますので、ぜひ気軽にご参加ください。

 

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2016年

4月

21日

「発達障害」をテーマに高田医師が講師

 

今月の勉強会は、「発達障害」をテーマに、高田医師が担当しました。

 

「発達障害」とは、生まれ持った発達上の個性(特性)があることで、日常生活に困難をきたしている状態のことです。

 

ひとことで「発達障害」と言っても、「自閉症」、「アスペルガー」、「ADHD(注意欠如・多動症)」、「学習障害」などがあります。

 

脳の発達に問題はなくても、物事へのこだわりが強い、感情をコントロールすることが困難、人の感情を読み取ることが苦手、冗談が通じない、物事に集中できない、同じミスを繰り返してしまう、特定なものへの執着や決まった行動など、その症状は重いものから軽いものまで様々です。

 

周囲の対応によっては、うつや不眠・興奮・こだわりなどの症状の悪循環を招くこともあります。しかし、適正な対応やかかわり、環境があれば、個人の特性が生かされ、希望を持って生活することもできます。

 

勉強会を通して、自分自身が生きやすくなるために自分の特性を理解すること、周りにそのことを伝えていくこと、見守る周りの人の対応で状況を改善していけることが分かりました。

 

このほか、勉強会では治療としての薬、相談機関の利用、当事者への合理的配慮や障害者雇用促進法・差別解消法も紹介され、さまざまな視点から物事を考える機会が得られました。

 

 

 

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2016年

3月

21日

3月勉強会報告「作業所って」

   「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様にお招きし、「作業所ってどんなところ?」をテーマにお話いただきました。

 

障がい者雇用率の未達成企業が多くあり、企業は障がい者雇用に動き出しています。ところが、障がい者雇用につながっていないのが現状で、津野田さんから冒頭に「それはなぜか」という疑問が投げかけられました。

 

 企業側は、「安全」、「安定」、「安心」した人材を求めています。その一方で障がい者は、「自分に合う仕事が分からない」、「人間関係に自信がない」、「体調を崩さないかといった不安」があり、そうしたところに就労に結びつかない理由がありそうです。

 

では、就労に向けて今できることは何か。できるだけ体調の波を緩やかにしていくこと、体力作りをしていくことが重要と強調されました。

 

就労のつなぎ役として、支援者がいます。実際にデイケアのメンバーでソーシャルファームに通所し、就労につながった実例も紹介されました。

 

就労に向けて、継続的にデイケアに通い、生活リズムを整え、自分を知ることの大切さを改めて考えさせられました。

 

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2016年

2月

20日

2月の勉強会「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして

 

 今月は、「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして、『依存からのリカバリー』についてお話をうかがいました。

 

岩井さん自身の薬物依存症だった経験を踏まえながら、いかに依存症からの「回復」に向けて取り組んでいるのか、ダルク(DARC)の活動を中心に生々しく語られました。

 

 共同生活を通して自分の役割を持つ、自分のことを正直に話し「仲間」と共に自分を見つめなおす、自立の在り方は人それぞれでも出来ることを見つけて自立をしていくこと。リカバリーにとって、これらのことがとても大切なことだと理解できました。
 また、依存症の当事者と家族には、「共依存」の関係が多く見られると指摘され、その克服に向けた取り組みの重要性を改めて強く認識させられました。

 

私たちもまた、与えられた環境の中で自分の出来ることを見つけ、自分のことを正直に話し、役割を持って自立していけるよう、リカバリーに取り組んでいきたいですね。

 

デイケアでは、「我ら回復の途上にて」、「漂流の果てに」、「薬物依存を超えて~回復と再生のプログラム」など、ダルク関連の本を希望者に貸し出しできるようにしています。 詳しくはスタッフまで。

 

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2016年

1月

22日

1月勉強会「上手なお金の使い方」の報告

 

 今月の勉強会は、「上手なお金の使い方」をテーマに当クリニック精神保健福祉士の小曽根が担当しました。

 

お 金の使い方では、①収支バランスを身につける(収入に合わせた支出をする)、②選択する力を養う(お金=手段である)、③自分の価値観に気づく(お金はその人の価値観を表す)という3つのポイントが出されました。そのうえで、実生活でよくある場面を想定して参加者にご意見をうかがいしました。

 

 「限られた生活費内での欲しいものの買い物」では、買う人、買わない人に分かれました。「食費が確保できそうなら買う」、「急な出費があると不安なので予算以上のものは買わない」など、それぞれの価値観が出ました。どちらを選択するにしても、収入のなかでやりくりしていくことが大切です。

 

また「クレジットカード」では、現金を持ち歩かなくていい、ネット決済が簡単などのメリットがある反面、破産する可能性がある、いくら使ったか分からなくなるといったデメリットの指摘もありました。メリット、デメリットの双方を踏まえて選択する力が必要になっていきます。

 

 お金は、生活を自由にも不自由にもします。生活の手段としてのお金をうまく使いこなしていきたいですね。

 

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2015年

11月

20日

11月勉強会報告[リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~

リカバリーは、病いからの回復という意味だけでなく、病いを持ちながらも希望をもって自分の人生を生きることです。今月は「リカバリーに向けて~制度の利用も考えてみよう~」のテーマで、当クリニックの精神保健福祉士、稲垣が担当しました。

 リカバリーに向けて必要なもの、医療・仲間・居場所・お金・生活の安定について制度利用に必要な手続きの流れなどの話がありました。とくに居場所については、デイケアや福祉的就労、地域活動支援センター、職場、自宅などあり、自分自身にあった、安心できる場所を選択していくことが大切と強調されました。また、それぞれの制度を実際に利用しているメンバーから具体的な話もあり、理解を深めることができました。

参加者からは、「今の自分を受け入れられるようになったことで、制度の利用が考えられるようになった」「年金を受けられたことで自分らしい生活ができるようになった」「デイケアから一歩踏み出して動き出しているメンバーに感動!」といった声が聞かれました。

今の自分をふり返り、自分にとってのリカバリーはどういうことなのか。また、そのためにどんな制度を活用できるか。それぞれのリカバリーについて考えてみる絶好の機会になったのではないでしょうか。


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2015年

10月

23日

10月勉強会「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」

今回は「リカバリーを語る 特別篇~ゴッホの場合~」というテーマで、当クリニック院長の尾﨑医師が講師を務めました。

 勉強会では、年代ごとのゴッホの名画を鑑賞しながら、感じたことなどを参加者が自由に語り合いました。

 ゴッホは、子供時代から人との関わりでトラブルが多かったようですが、自画像や、尊敬する人・支えてくれる人を描きながら、画家としての人生を歩みました。画家たちとの共同体を作ろうと「夢」を持って活動したりする一方で、入院の体験もあります。

その時々で表現方法が変化している作品を通して、そうしたゴッホの心の動きを十分に感じることができました。

ゴッホから私たちは何を学べるでしょうか? どんな時も、自分の心を絵に表現し、人とつながり、自分の人生を生きようとした姿勢に「リカバリー」を学びました。

 表現方法は人によって様々です。あなたも、ディケアプログラムの創作活動、SST、アサーションなどを通して、自分の心を表現していきませんか。


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2015年

9月

19日

9月勉強会報告「認知行動療法としてのアサーション」

  今月は、「認知行動療法としてのアサーション」をテーマに当クリニック看護師 高田が担当しました。

 アサーションとは、「スムーズに人との関係を作るために、自分も相手も大切にした自己表現」です。

勉強会では、自分が気になるテーマに分かれてもらい、普段、デイケアで行われているアサーションのプログラムを体験していただきました。

 初めて体験した方は、自分のことを話すのに緊張した様子が見られましたが、自分の気持ちを話したり、他の方の意見に共感したり、自分とは異なる意見を聞いているうちに表情が柔らかくなっていくのを感じました。

 参加された方からは、「考え方を変えてみると物事が良くも悪くも見えることに気が付いた」といった意見をいただきました。

 当クリニックがデイケアのアサーションで目指していることは、自分の言葉で話すこと、相手の話を聴くこと、自分のものの見方や考え方のくせに気付くこと、さらに生きづらさを仲間とともに変えていくことにあります。

興味のある方は、是非ご参加ください。


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2015年

7月

19日

リカバリーのコツ

今月の勉強会は、「リカバリーのコツ」というテーマで、当クリニックの看護師、蓬田が担当しました。

自分の人生の主人公は自分自身です。リカバリーのコツがつかめてくると勇気がでてきます。それは自分だけでは得ることはできません。周りの人との関係の中で築き上げられていくものです。

参加者の方から具体例を話していただきました。「職場で仕事をやらされていると思うと嫌だが、自分でやるんだと思うとうれしい」、「今まで『病気が』を理由に行動していたが『自分が』どうしたいかを考えるようにした」など、とらえ方を変えるとポジティブになれる体験談が次々と話されました。

自分の課題と向き合い、自分の見方や認知のくせを見つける方法は、人と人との間で育まれるものです。

みんなで自分に合ったリカバリーを見つけましょう!


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2015年

6月

12日

わかっちゃいるけどやめられない~依存症って

「わかっちゃいるけどやめられない~依存症って何だろう」をテーマに、当クリニック看護師 蓬田が担当しました。  勉強会は「スーダラ節」から始まりました。歌詞にもあるように、アルコール等の物質依存、ギャンブル等の行為依存、異性関係といった対人関係依存に分けられます。 依存症は「快」の体験から始まり、「快」をもたらすために行動を繰り返します。さらに「快」から「不快」な体験にもかかわらず、コントロールできなくなります。そして、依存対象は次から次へと変わることもあるそうです。その依存のこころは、さみしさの代償といわれています。さみしさや不安をまぎらわすために依存しやすく、同時に見捨てられ不安が強いために何かにしがみつきやすいそうです。 また、否認の病といわれており、本人がそれを認めることができたら、回復の第一歩になります。自分の弱いところを語り、自己肯定感を高め、「ありのままの自分」を認めてあげることが大切です。 参加者から「依存症は自分と無関係と思っていたが、身近にあると感じた」と感想をいただきました。いつ自分がなるかもしれない依存症について学ぶことで、改めて日常の生活を振り返ることができました。

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2015年

5月

17日

デイケア メンバー、リカバリーストーリーを語る

今回は、小山メンタルクリニック デイケアに通っている3人のメンバーに、それぞれの「リカバリーストーリー」を語っていただきました。

育った環境、感じ方や考え方の癖、病気の症状、生活スタイルは3人それぞれですが、「病識をもつこと」で、病気と向き合えるようになり、デイケアでのリハビリにつながりました。そのうえで、自分の生活スタイルに合わせて、デイケアのプログラムを使われていました。運動のプログラムに参加して、身体の状態を変えることで気分をコントロールしたり、「SST」や「アサーション」に参加して自分や他人の「気持ち」や「考え方の癖」を知ったり、それを続けることで自分の問題を切り離して、客観視する力がついていったようです。

参加者からは、「自分も身近なところで実践したい」、「自分のことを第三者のように語れてすごい」との感想がありました。また発表者の3人は、発表を通して「自分を振り返ることを聞いてもらえて楽しかった」、「やってきたことが再確認できた」、「自分の新たな課題が見つかった」と話していました。

皆さんも、自身のリカバリー=“病気や障害があっても、自分の希望や目標に向かって挑戦すること・有意義な時間を過ごすこと”について、改めて考えてみませんか。

 


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2015年

4月

19日

4月の勉強会報告「お薬との上手なおつきあい」

4月の勉強会は、「お薬との上手なおつきあい」について、小山メンタルクリニック 薬剤師 大石がお話しました。お薬というのは、私たちのもつ「自然治癒力」だけでは緩和できない、病気の辛い症状を和らげます。効きめがあり、安全で、品質が認められたものです。ただ、使い方や飲み方を間違うと、効きめが大きく変わったり、タバコや飲酒の影響が大きいことが分かりました。自分のお薬の性質を理解して、効きめが得られるように、上手に使っていきたいものです。もし、お薬が効いているか分からないときは、飲んだ時の変化や自分の状態を言葉にしていくと良いです。(SSTやアサーションでもやっています ^^) 

また、つい飲み忘れて、お薬が残っていませんか? ぜひ主治医に見せて、お薬の評価をしてみましょう。 「お薬の影響で太るのがこわい」という質問では、むしろ普段の食事の質と量、適度な運動、生活リズムの調整(睡眠の改善)で対応していくことが大事とわかりました。薬を使っていての不安や疑問は、遠慮なく主治医へ相談して下さい。

お薬を飲む患者さんが「主人公」です! 薬を続けるためには、積極的に治療に参加し、主治医としっかり情報のやりとりをして、納得してお薬を飲むことが「回復」につながります。

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2015年

3月

17日

「障害者が働くって?」15年3月の勉強会

「障害者が働くって?」という題で当クリニックの精神保健福祉士の稲垣が講師を務めました。就労支援事業の説明や利用の流れ、障害者雇用率の改正、ハローワークにおける就労支援、就労に向けて必要な事、企業採用者本人に確認することの例など、当事者の体験談交えてながらの内容でした。

障害者手帳をもっていることを伝えて働く(オープン)と、持っていることを隠して働く(クローズ)のメリット・デメリットの話がありました。オープンでの就労体験者の話では、「配慮してもらえる😊、我慢しないで働ける😊、できない前提で見られてしまう😢、昇給が少ない😢、などがあるが、給料が少ないことに関しては障害年金を申請することで「障害年金+給料=収入」と考えることにより、働くことへのプレッシャーが薄らいだ」と話されていました。

「どのように働くかは自分自身で決めること。就労に向けて必要な事は、自分を理解し、状況を伝えることができ、焦りすぎないこと、職に就くことが目的ではなく働き続けることを目標にする」など、生活していくことにも通じる内容でした。

今回の勉強会には50人以上の方の参加があり、「働く」ことへの関心の高さを感じます。就労することがすべてではありません。自分自身の目標に向かって自分を理解することから始めてみませんか・・・(*^^)v

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2015年

2月

16日

2月の勉強会が開かれました。テーマは「良い睡眠って何?」

今月の勉強会は「良い睡眠って何?」のテーマで、当クリニックの看護師、高田が担当しました。

 勉強会では、睡眠時間には個人差があることや、人はどうして眠るのか、睡眠の役割は何か、質の良い睡眠はどういう状態のことなのかといった基本的な知識から、睡眠の質を悪くする生活習慣や睡眠トラブルの原因と対策についても考える機会となりました。

 とくに睡眠の質を悪くする生活習慣については、コンビニの照明や携帯の画面、カフェイン飲料、たばこ、アルコールなども含まれており、生活の中で思い当たることも多かったのではないでしょうか。また、睡眠に関わる生体リズムを整えていくためには、起床後から4時間以内に太陽を浴びること(メラトニンリズム)なども再確認しました。

 最後に、参加者同士のグループワークもあり、改めて「良い睡眠」の大切さを学ぶ、よい機会になったと思います。

 自分の心と身体に向き合いながら、自分のペースにあった睡眠が得られるように、今の自分ができることから、楽しみながら「良い睡眠」が見つけられるように挑戦してみてはいかがでしょうか。

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2015年

1月

17日

1月の勉強会「ひとり暮らしのコツ」が開かれました。

今月は、「ひとり暮らしのコツ」をテーマに当クリニックの精神保健福祉士、石塚が講師を務めました。

 ひとり暮らしを始めるにあたって、参加者からは、金銭管理や賃貸住宅の保証人、病気になったときのことなど様々な不安が出されました。これに対して、すでにひとり暮らしをしているメンバーさんが実生活を踏まえて話をしてくれました。 

「母から勧められてひとり暮らしを始めたが、最初は不安もあった。しかし、今では、一人の時間を過ごすことで気楽に日常生活を送ることができている。診察や訪問看護などのつながりがあるから安心感もある」という声も出されました。金銭面では、生活費がいくらぐらいかかるのかなど生活モデルが出されたので、イメージしやすかったかと思います。

 ひとり暮らしでは、自分の時間をひとりで過ごすことが大切です。また周囲とつながりを持ち、何かあった時には助けを求めることも必要です。ひとり暮らしにあたって実際に何が求められているかを考えるきっかけになった一方、今できることを振り返る機会にもなりました。

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