今月の勉強会は、「自分らしく生きるために~みんなちがってみんないい~」をテーマに、当クリニック看護師の蓬田が担当しました。
自分を育てるためには、土台作り(ど=どこでも、だ=だれでも、い=いつでもできる)がとても重要です。病気や症状、薬について学ぶとともに、土台を耕すためにも、人と話をして他の意見を聞く、自分の考え方の癖を知るといったことが大切です。
改めてリハビリテーションの意味について、「一人で考えると頭がパンクしてしまうけれど、デイケアに来てみんなと話をすることで違う考え方を取り入れたりして頭の中が整理される」といった意見が出されました。
勉強会では、発達障害をもったピアニスト、野田あすかさんの「手紙~小さいころの私へ~」という曲が紹介されました。なかでも「あなたはあなたのままでいいんだよ」という歌詞が胸に響きました。
最後に、今年1年を振り返って参加者から話をしていただきました。「自分の居場所を持てた。自分を大切にしていいと思えるようになった」、「自分にも家族にも甘くなれたことで、生きることが楽になった」など、それぞれの1年の歩みを聴くことができました。
自分らしく生きる道は、「みんなちがってみんないい」ですね。さて、みなさんにとって、どのような1年だったでしょうか。
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