今回は、アサーション担当スタッフによる「自分の気持ちの伝え方」の勉強会が開かれました。
スタッフによる寸劇で、「うるさい」「どいて」と怒りを相手にぶつけるような言い方は、相手を傷つける、つまり“YOUメッセージ”。
これを、「大きな声だとドキドキするので、もう少し声のトーンを下げてください」「後ろを通りますので、スペースを空けていただけませんか」と話し方を変えると、どんな気持ちになりますか?と問いかけがありました。
「自分がどう感じたか」が重要で、それを「私は~」という表現“Iメッセージ”に置き換えてみると、相手も自分も心地よいことが分かりました。
続けて、日常生活でよくある場面を題材にグループワークをしました。グループで話し合う中、「一番最初の気持ちが出なかった」「言葉の伝え方で印象が違う」「日頃、youメッセージで物事を言っている自分に気がついた」「グループワークが意外に楽しかった」「人の意見がいろいろ聞けて良かった」と感想が出されました。
今回は、「伝える」にはどういう方法が良いかを考えましたが、「伝えない」という選択もあるということが、改めて分かりました。また、感情的にYOUメッセージで伝えてしまっても、再度、Iメッセージで伝えたら関係を取り戻すこともできることを学びました。
アサーションは、自分も相手も大切にする自己主張です。勉強会での学びが皆さんの日常生活で生かされたら幸いです。
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