「ソーシャルファーム小山」施設長の津野田様にお招きし、「作業所ってどんなところ?」をテーマにお話いただきました。
障がい者雇用率の未達成企業が多くあり、企業は障がい者雇用に動き出しています。ところが、障がい者雇用につながっていないのが現状で、津野田さんから冒頭に「それはなぜか」という疑問が投げかけられました。
企業側は、「安全」、「安定」、「安心」した人材を求めています。その一方で障がい者は、「自分に合う仕事が分からない」、「人間関係に自信がない」、「体調を崩さないかといった不安」があり、そうしたところに就労に結びつかない理由がありそうです。
では、就労に向けて今できることは何か。できるだけ体調の波を緩やかにしていくこと、体力作りをしていくことが重要と強調されました。
就労のつなぎ役として、支援者がいます。実際にデイケアのメンバーでソーシャルファームに通所し、就労につながった実例も紹介されました。
就労に向けて、継続的にデイケアに通い、生活リズムを整え、自分を知ることの大切さを改めて考えさせられました。
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