今月は、「茨城ダルク今日一日ハウス」代表の岩井喜代仁さんをお招きして、『依存からのリカバリー』についてお話をうかがいました。
岩井さん自身の薬物依存症だった経験を踏まえながら、いかに依存症からの「回復」に向けて取り組んでいるのか、ダルク(DARC)の活動を中心に生々しく語られました。
共同生活を通して自分の役割を持つ、自分のことを正直に話し「仲間」と共に自分を見つめなおす、自立の在り方は人それぞれでも出来ることを見つけて自立をしていくこと。リカバリーにとって、これらのことがとても大切なことだと理解できました。
また、依存症の当事者と家族には、「共依存」の関係が多く見られると指摘され、その克服に向けた取り組みの重要性を改めて強く認識させられました。
私たちもまた、与えられた環境の中で自分の出来ることを見つけ、自分のことを正直に話し、役割を持って自立していけるよう、リカバリーに取り組んでいきたいですね。
デイケアでは、「我ら回復の途上にて」、「漂流の果てに」、「薬物依存を超えて~回復と再生のプログラム」など、ダルク関連の本を希望者に貸し出しできるようにしています。 詳しくはスタッフまで。 |
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