1月勉強会「上手なお金の使い方」の報告

 

 今月の勉強会は、「上手なお金の使い方」をテーマに当クリニック精神保健福祉士の小曽根が担当しました。

 

お 金の使い方では、①収支バランスを身につける(収入に合わせた支出をする)、②選択する力を養う(お金=手段である)、③自分の価値観に気づく(お金はその人の価値観を表す)という3つのポイントが出されました。そのうえで、実生活でよくある場面を想定して参加者にご意見をうかがいしました。

 

 「限られた生活費内での欲しいものの買い物」では、買う人、買わない人に分かれました。「食費が確保できそうなら買う」、「急な出費があると不安なので予算以上のものは買わない」など、それぞれの価値観が出ました。どちらを選択するにしても、収入のなかでやりくりしていくことが大切です。

 

また「クレジットカード」では、現金を持ち歩かなくていい、ネット決済が簡単などのメリットがある反面、破産する可能性がある、いくら使ったか分からなくなるといったデメリットの指摘もありました。メリット、デメリットの双方を踏まえて選択する力が必要になっていきます。

 

 お金は、生活を自由にも不自由にもします。生活の手段としてのお金をうまく使いこなしていきたいですね。

 

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