わかっちゃいるけどやめられない~依存症って

「わかっちゃいるけどやめられない~依存症って何だろう」をテーマに、当クリニック看護師 蓬田が担当しました。  勉強会は「スーダラ節」から始まりました。歌詞にもあるように、アルコール等の物質依存、ギャンブル等の行為依存、異性関係といった対人関係依存に分けられます。 依存症は「快」の体験から始まり、「快」をもたらすために行動を繰り返します。さらに「快」から「不快」な体験にもかかわらず、コントロールできなくなります。そして、依存対象は次から次へと変わることもあるそうです。その依存のこころは、さみしさの代償といわれています。さみしさや不安をまぎらわすために依存しやすく、同時に見捨てられ不安が強いために何かにしがみつきやすいそうです。 また、否認の病といわれており、本人がそれを認めることができたら、回復の第一歩になります。自分の弱いところを語り、自己肯定感を高め、「ありのままの自分」を認めてあげることが大切です。 参加者から「依存症は自分と無関係と思っていたが、身近にあると感じた」と感想をいただきました。いつ自分がなるかもしれない依存症について学ぶことで、改めて日常の生活を振り返ることができました。

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