4月の勉強会報告「お薬との上手なおつきあい」

4月の勉強会は、「お薬との上手なおつきあい」について、小山メンタルクリニック 薬剤師 大石がお話しました。お薬というのは、私たちのもつ「自然治癒力」だけでは緩和できない、病気の辛い症状を和らげます。効きめがあり、安全で、品質が認められたものです。ただ、使い方や飲み方を間違うと、効きめが大きく変わったり、タバコや飲酒の影響が大きいことが分かりました。自分のお薬の性質を理解して、効きめが得られるように、上手に使っていきたいものです。もし、お薬が効いているか分からないときは、飲んだ時の変化や自分の状態を言葉にしていくと良いです。(SSTやアサーションでもやっています ^^) 

また、つい飲み忘れて、お薬が残っていませんか? ぜひ主治医に見せて、お薬の評価をしてみましょう。 「お薬の影響で太るのがこわい」という質問では、むしろ普段の食事の質と量、適度な運動、生活リズムの調整(睡眠の改善)で対応していくことが大事とわかりました。薬を使っていての不安や疑問は、遠慮なく主治医へ相談して下さい。

お薬を飲む患者さんが「主人公」です! 薬を続けるためには、積極的に治療に参加し、主治医としっかり情報のやりとりをして、納得してお薬を飲むことが「回復」につながります。

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